
こんにちは、半日陰ベランダー小西と申します!
このホームページは奈良県のとあるマンションの906号室半日陰ベランダで夫婦で野菜を無農薬栽培をしている様子について書いています。
うちの半日陰ベランダの仕様
うちは9階南西向きの半日陰ベランダで、眺めは非常によいです。夏にはあちこちで開催される花火が沢山見られるので結構気に入っています。
長さ5.4m、幅1.3メートルの普通のベランダで、直撃日光は12時から3時までの3時間とそれ以降の西日です。
ベランダの屋根のひさしがかなり張り出しているので、日が直撃するスペースは一番外側フェンス側一列だけです。
特に夏になると太陽の角度がきつくなるので一番外側のほんの一筋だけになってしまいます。内側窓側はすべて日陰です。
だいぶん経ってから気付きましたが、うちのベランダは外気温よりも少し寒い気がします。
このベランダより日が当たるベランダならうちの栽培結果よりいいものができるのではないかと思いますのでよろしければ参考にされてください。

どうしてもベランダだと日向と日陰の差が出るので、野菜ごとに「いま光が必要!」と思うタイミングで鉢を日向に移動させ入れ替えています。でもどうしても全部の野菜に光を与えるのは無理なので、野菜に優先順位を付けて移動させています。ずっと日陰というかわいそうな野菜もあります。
日が当たりにくいせいか、大丈夫大丈夫!と調子に乗ってザックリ植え替え、ザックリ剪定のような思い切った行動をすると裏目に出ることがかなりあります。半日陰栽培では出来るだけやさしく慎重にするのがベターかも。
半日陰対策としてやっていること
・プランター栽培といえど自然の循環を切ることはなるべくしたくないので無農薬有機栽培をしています。
・微生物を取り入れています。
・堆肥を作るシマミミズを飼ってコンポストをしています。
・草は出来るだけ抜かないで生やしたままにしています(土中菌のためや連作障害対策のため)。気が向いたら抜いたりもします。
・冬は長いビニールでベランダを囲っています。そうすると私たちの部屋の室内温度も上がるので一石二鳥なんです。
半日陰ベランダで育つ野菜、育たない野菜の傾向
・日当たりのよいプランター栽培より全て収穫量は少なく小さいです。
・一般的な葉菜は出来ます(゚∀゚*)!
・ナス科出来ます(゚∀゚*)!
・ミニサイズの品種を選んだら失敗が少ないです。
・早生種と晩生種なら早生種がいいです。
・大きいサイズの品種は熟す前に終わってしまいます。
・今のところマメ科、キュウリを除くウリ科、イモは出来にくい結果になっています。
・ツツジ科のブルーベリー系も失敗ばっかりでした。
・多年草の葉菜は日陰だと夏に枯れてしまうものもありました。
・ネギ類は出来るだけ日を当てればギリギリ生きてます。
・種採りをしようと思っても花が咲きにくく終わってしまうことがたくさんありました。
・いろんな種類の野菜が何種類も生えている雑多なプランターの方が育ちやすいと思った事が何回もあります。失敗しにくいという意味です。その代わり場所が取れなくてそれぞれ小さいです。
それでもぼちぼちやっています
ずっと何年も同じ場所に置きっぱなしのプランターもあります。なぜかというとプランターを置きすぎて手が届かないところにもあるからです(^o^)。
でもうちは土の中に残された細かい残渣は土の力で分解してもらっているので、細かい根などは取り除かずそのままにして(根なども分解されれば土を肥やすと思うので)次の種を植えたりするので手が届かなくても今のところ大丈夫です(ほんまか)。
不耕起を気取って置きっぱなしたプランターの中に飼っているシマミミズが紛れ込んでいたりすると、プランターをどけた時底にたまったミミズの土が底穴から漏れて鉢受けにたまってて、ビックリすることがあります。涼しい隙間とか好きみたいなのでいいんですけど。
ついでにカミングアウトすると、ベランダが狭くかなりの鉢やプランターを置いているので(常に50種類ぐらい)結局掃除が細かく行き届いていません\(^o^)/掃除も苦手で、お見苦しい写真もあると思いますのでごめんなさいm(_ _)m
あれもこれも育ててみたい気持ちはあるのにベランダが狭いので、もうちょっと待ってもいいかなと思う野菜でもスペースの都合上やむなく途中で撤収する場合もたくさんあり見逃していることも沢山あると思います。
「日が当たらないと光合成がしにくくなり、炭水化物が少なく窒素が多くなり、バランスが崩れ野菜の体が弱くなる」そうです。C/N比の問題ですね。私よくわかっていません(汗)。
このことからもうちの半日陰ベランダでは、肥料は極力少なく、土の団粒化を心がけ、野菜の健康を出来るだけ保つようにする方向になってきました。
また、雑草は出来るだけ抜かない、野菜は出来るだけ芽かきはしない(怪我をさせるから)、自然に伸びたい様に伸ばす、大きさや収量よりも安全を優先する、という考え方になって来ています。
※このホームページは全部管理人の手作りです。最近やっとスマホ画面に対応させました。読みにくいところがあるかもしれませんがごめんなさい。気付き次第直していますが、全くの素人なので直せないところもあります(*^_^*)