
【半日陰ベランダで】丹波黒大豆を育てる

腎臓を助ける働きを持つとされている黒豆!体に良さそうなので半日陰ベランダで育ててみましたが、日照不足が原因か収穫はほんの僅かでした。基本的に大豆は簡単ではないような気がするので、他にも原因はありそうです。その育てた様子を書きましたので、何かの参考になれば幸いです。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆
たぶん日光が沢山必要。マメ科なので窒素固定します。
カメムシが付くかも。
栽培時期(関西)◆種まき→6月 収穫→枝豆は10月、大豆は11月下旬。
日当たり◆日なたが良い
暑さ寒さ◆暑さが好き。寒さに弱い。
乾湿◆乾燥しても水をやりすぎてもダメかなと思います。
発芽適温◆25〜30℃
生育適温◆20〜30℃
原産◆兵庫県篠山市西紀町川北
丈◆1.2mとか。細かい根がかなり広がりました。
土◆適応性の幅は広く、弱酸性土でもよく育つらしいです。一般的に枝豆、大豆は田んぼの脇や粘土質でよく育つそうです。
肥料◆肥料はあまり要らないけど、全くなくてもダメかも。
その他◆晩生種、主茎が太く、分岐が開帳し、蔓化、倒伏、枝折れしやすい。小葉は円形で大きく、色が薄い。結莢率は低い。大豆は地域性が強いそうです。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★種をまく
種を買いました。
マメの場合は食用の乾燥豆をまいてもいいと思います。
そうする場合は出来るだけ近くの地域で作られたものを選ぶようにしています。気候が合ってると思うので。
6月上旬です。
1か所に3粒まきました。
マメ科の種は特に発芽前に水分がたっぷりすぎると腐るので、まく前に水に浸したりまいてから水をあげ過ぎるとダメなようです。
頭でっかちの芽が出てくるので、浅く植えると倒れるかもしれないと思い2cmくらい土をかぶせました。
出た芽に付いている豆を鳥に食べられないようにタネまき直後からちょっと育つまでネットなどをかぶせておきました。
ベランダではまいた種が鳥に食べられることはあまりないかもしれません。
★発芽した丹波黒大豆
5日くらいで豆ごと芽が出てきました。かわいい。
豆の間から葉が出てきました。数日立ってから植え付け。水やりは充分。
適当な大きさになったら育ちのよい株を選んで定植して支柱を立てました。
大きくなった7月に少し大きくなったころにより根をしっかりさせるために土を足しました。
ところで本葉5〜6枚で摘芯するようですが、知らなかったので摘芯しませんでした。
★8月に花が咲く
8月にきれいな薄紫色の花が咲きました。小さかったのでよく見ないとわからないかも。
このころから特に水と日光が必要だそうです。
日光はこれ以上無理ですが水やりに気を付けました。それと肥料をあげました。
葉を摘芯しなかったので(?)上に伸び放題になりました。
特に上の方の葉が大きくなりました。下の方の日当たりが悪い状態なので日を求めている気がします。
現在そんなに当たってないんですよね。ごめんね。
そしてこのころにカメムシが登場しましたが、
栄養を吸われるので見つけたら取り除かなければなりません。
葉が重なってて蒸れているようなところによくいました。
★ついにサヤが出る
普通は一ヶ月くらいでサヤが付くらしいですが、うちの黒大豆はサヤが付く気配がありません。
それからも待っていましたが遅いのであきらめていました。
しかし花が咲いてから40日ほど後、ついにサヤが出てきました!
開花から日が経っているし緑色でわかりにくいので、突然見つかりました。
小さいけど嬉しい!
★半日陰ベランダで育てた丹波黒大豆を収穫する
枝豆は10月。黒豆は11月下旬。寒暖の差が大きいほど、おいしい大きな黒豆ができます。
・・・とまで調べてあったのですが、
花のあとにところどころに少ししか実がならず、これだけしかとれませんでしたヽ(゚Д゚;)ノ
これのほかに小さいのはいくつかありました。
でもこれは茹でて食べましたが、ぷっくりして美味しかったです!!
・・・

あと土が足りなかった。水も足りなかったと思います。
市場を見ていても今年は不作の年だったような感じ?ではありますが。
買った丹波黒大豆の種は晩生種(遅まき遅採り)だったのですが、 ベランダのローテーションを考えると早生種の豆を選んだ方がいいかもしれないです。
うちより日の当たるベランダでオススメ!

こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者夫妻が奈良県の半日陰ベランダで一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことを書いたページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener