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me_.gif(2111 byte)アブラムシ防除とテントウムシ

ベランダ菜園をせっかく始められてアブラムシで困っていらっしゃる方へ少しでも参考になればと思い書きました。(うちのベランダではその他の害虫被害は困るほどはないので、アブラムシのことを集中して書きます。)
私は虫が苦手ですがそれなりの工夫でなんとか無農薬栽培出来ています。

●アブラムシがつく原因

(私が思っていることです。)
・土が健康ではない。
健康な土とは→善玉菌が沢山いて発酵分解を繰り返し土が団粒構造になっている。ふかふかで土のいいにおいがする。
健康でない土とは→善玉菌が少なく(悪玉菌が多く)ひどいとどぶのような臭いで腐っている。
・肥料の与え過ぎ。
・水のやり過ぎ(鉢受けに水がたまったまま)
・風通しが悪い。
・植物が健康ではない。
・枯れた葉をそのままにしている。

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●予防

うちのベランダでやっている事を書きだしました。この予防だけでも、うちはかなりアブラムシが少ない方だと思います。
団粒構造になるようにするとかなり野菜が健康に育つので、虫全般寄り付きにくくなっていると実感しています。

とにかく土中菌が多い豊かな土(団粒構造)になるように工夫する。
野菜を健康に保つ。
・プランターの底をあげて風通しを良くする。
・有機石灰(カルシウム)を与えて植物を病気に耐えられるように丈夫にする。
・堆肥を作って入れる。うちはシマミミズを飼っています。
・ミミズを捕まえてきて土に入れて空気の層を作ってもらう。(この場合空気穴を開けてもらうためなのでミミズの種類は問わない)
・軽く植えかえてみる。(空気を入れるつもりで)
・EM(有効微生物群)を投入する。ホームセンターに売ってます。
・相性のいい植物を混植する。コンパニオンプランツの効果も狙うし、そのほかに植物にはそれぞれ違う菌が根の周りにつくと思うので、菌の種類が多いほうが病原菌に対抗できる可能性が高いと思うから。
・シマミミズの作った堆肥を土の表面に置く。(善玉菌が出動します)
・連作障害にも気を使う。
・虫の嫌いな香りがする植物、コーヒーかす(焦げたにおい)、虫が寄りつかないハーブ、くん炭、などを土の表面に蒔く。
・ダンナさんがすでに野菜が植わっている鉢に石灰を少しまぜこんで、米ぬか、EM、コーヒーかすを周りに少し乗せて発酵させていたことがあって結構予防できていたと思います。

●テントウムシで駆除する

私がやってみたことの中で一番いいなと思ったことはアブラムシの天敵であるテントウムシの幼虫に食べてもらう事です。
今のところこれが一番明確な効果が出ています。

ある日(5月)うちで育てている野菜にテントウムシが止まっていました。
数日したらテントウムシの幼虫があちこちに数匹出現していて、よく見ると野菜についていたアブラムシが全然いなくなっていたのです。
テントウムシの幼虫のことはそれ以前より興味があったので、さっそく近所でテントウムシがいるところに行って幼虫を捕まえて持って帰ってきてベランダに放しました(10匹くらいですね。捕まえたのはダンナさんなんですけどね)。
そしたらその子たちもきれいにアブラムシを食べてくれました。
(追記:自分の行動範囲の中でテントウムシがいる木を3本見つけましたが、それらは多分梅の木だと思います。時期は5月。バラ科の木に多いんじゃないかと思っています。)

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右の写真がテントウムシの幼虫です(成虫には似てません)。
この形を見たら駆除しないでそのままそっとしておくとアブラムシを食べてくれます。
この大きさは少し日が経って成長している幼虫で体長1.5cmくらいです。
生まれたばかりの幼虫はもっと小さくて黒いです。
この形の抜け殻のようなものが葉の裏にくっついている時もあります。
成虫になるまで何回か脱皮するようでいろんな大きさの抜け殻が葉の裏に付いています。

様子を見ているとテントウムシの幼虫にも好き嫌いがあるのか、ニンジンのアブラムシを食べてくれたなと思って今度は隣のトマトに持っていったらしばらくじっとしたあとニンジンに自力で戻っていました。
どれでもいい訳ではないかもしれません(トマトがダメという意味ではないです)。
幼虫それぞれ個別に好き嫌いがあるような気もします。
それとベランダの最前列などの日当たりのよい所の葉にいる傾向があると思うので、食べてほしい葉が日陰になっている場合はなるべく日が当たるようにすると来てくれる様な気がします(考えすぎかも)。
自分の好きなエリアの食べ物がなくなると、別エリアに移動するようです。
ネギに付く黒いネギアブラムシは嫌いではないかと思いますが、食べるものがなかったら食べる感じかな?

DSCF0323.jpg(31980 byte)成虫になったらいつか飛んでいってしまいますが、だいたいその前に卵を葉の裏に産んでいってくれます。
ありがたいです。
右の写真はナスの葉の裏に付いていたテントウムシの卵です。
すごく小さくて塊の直径が1cmもありませんでした。
2日ぐらいで孵りました。


次の画像はテントウムシの幼虫の姿です。成虫とは全然違う形なので知らない人はぜひ形を覚えてください。
間違って駆除してしまわないように。。

↓生まれたて。ものすごく小さくてアリンコのよう。    ↓ちょっと大きくなった幼虫。
DSCF0410.jpg(30354 byte)  DSCF12445.jpg(39731 byte)
アリンコのようなのがこのようにかたまっていたら生まれたてだと思います。
卵や生まれたての幼虫の数だけ必ずしも全員が大きくなるわけではなく、いつも何かが原因で数が減ります。
調べたところ餌がなければ共食いもするそうなので。
食べて欲しい餌はあるのに、期待したほど育たない時もあります(ここまでくると飼っている気分です)。

↓脱皮してオレンジ色が出現。          ↓更に脱皮してだんだん大きくなる。
DSCF0409.jpg(26338 byte)  DSCF12452.jpg(53913 byte)
大きくなってきたところで、餌もないところをウロウロしている時があったら、そろそろさなぎになる場所を探していると思います。
うちのベランダでも「えっ」っと思うところにいたりします。
そういう時はそっとしておくようにしています。

↓さなぎ。1週間位このまま動かない。  ↓脱皮して成虫になったところ。
DSCF10372.jpg(42248 byte)  DSCF10424.jpg(27179 byte)
↓羽を出して乾かしているところらしいです。この後羽根に模様が出てきます。
DSCF10427.jpg(31009 byte)
成虫になったらいずれ飛んで行くんですが、アブラムシがいればしばらくとどまってくれたりします。
成虫を捕まえてきてベランダに放っても自分で望んで来たからではないからか、すぐどこかへ飛んで行ってしまうことが多いような感じでした。

それとアブラムシがいっぱいいて「ここはいける!」と思った環境のところに卵を産むんじゃないかなと思います。

あ、餌のないところを高速でウロウロしている成虫がいたら多分産卵です。
そっとしておいてあげてください。

春以外はどうしてるのかはわかりません(-ェ-;U

DSCF17012.jpgということで捕まえてくるとしたら成虫より出来るだけ若い幼虫の方がいいですが、若いほど小さくて捕まえにくいのでちょっとオレンジ色の入った中ぐらいがいいかもです。

→右の写真はオレンジの入っていない白黒の幼虫です。
調べたらヒメカメノコテントウという名前らしいです。
初めてこれを見た時テントウムシかどうか迷いましたが、なんとなくのアウトラインと抜け殻の形で判断出来ました。
そうそう、幼虫自体がいなくても抜け殻を発見したら近くにいるはずなので、注意して見てみましょう。
更にその近くに小グモなんかがいる場合は、普段はいてくれていいんですがテントウムシを食べないようにこの時ばっかりは外の公園に連れ出します。
たまに連れてきた記憶のない模様のテントウムシがベランダにいるというサプライズもあり、他のテントウムシもうちに飛んで来ているのではないかと思います。

野菜作りを始めた最初は夏にアブラムシが大量発生してだいぶん困りましたが、何とか夏になる前に全滅させてしまうことで夏以降は全然被害なしで育てられています。

テントウムシを捕まえる時はやさしく捕まえてくださいね。


●50度洗いに挑戦

本屋さんで見つけた50度洗いという方法、野菜を50度のお湯で洗うと新鮮な状態に戻るというものなのですが、ガーデニングで栽培している野菜にかけると野菜はなんともなくて虫だけやっつけられるそうなので実践してみたら、その通りでした。
料理用の温度計を持っていたので50℃のお湯を作ってアブラムシめがけてかけるだけなので簡単でした。かけてしばらくしてからつついたらポロポロ落ちました。
50℃って一瞬指を突っ込んで「あちっ」てなるくらいの温度です。
危ないかもしれないので料理用の温度計で測った方がいいとは思います。
スプレー容器に入れて野菜にシューっと吹きかけた時は、少し温度が下がってしまってお風呂と同じくらいの温度になってしまったのですが大丈夫でした。
これ簡単です。
ただ、アブラムシが少しだけ付いてる場合は全滅させることは可能だと思いますが、びっしりの場合は次の日にまた新しいのが付いているので難しいです。

●その他

もうひとつ、マスキングテープ(粘着力が低いテープ)でこまめに取る方法も使っています。
あらかじめ野菜の健康を維持して予防していれば駆除できる範囲に抑えられると思うので、この方法も続けてやれば有効だと思います。
マスキングテープでなくてもそ〜っとやれば普通のテープでも大丈夫です。
テープの粘着力が強くて葉がちぎれてしまう時は、指にペタペタしてから使うと使いやすいです。

牛乳、トウガラシ、酢はイマイチでした。
ミカンの皮をちぎってニラの根元にまいてみた時はニラがダメになりました。
おまけにそばでダンゴムシさんも死んでいたのでもう使わないことにしました。(ダンゴムシさんは地球の維持に一役買っています)

●最後に

わたしは虫がものすごく苦手ですが、努力の甲斐あってうちは問題なく野菜作りを続けられています。
虫が苦手で野菜作りをあきらめかけている方っ!
もう少しだけ考えてみませんか!!

(ここまで書いてアレですけど・・、アブラムシだけが敵みたいになってますが、私としてはアブラムシも一生懸命生きているので本当は退治したくはないです。
出来ればまず虫がつかない健康な野菜作りをオススメします。)

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こんにちは!
「906!!」は半日陰ベランダで野菜を育てて、結果に一喜一憂しながら実りを美味しくいただくページです。

太陽が12時〜15時(+西日)しか当たらないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、EMなどを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。

野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。

半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でも野菜作りをこんなに楽しめる!ということをシェアできればと思います。
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