半日陰ベランダ906!!
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【半日陰ベランダで】タマネギを育てる

半日陰ベランダで育てたタマネギ
タマネギ(ヒガンバナ科 多年草だけど収穫してしまうと一年草)  onion

ネギでさえも生育が遅いうちの半日陰ベランダ栽培で、葉の根元が膨らむタマネギなんてほんとにできるのかどうか怪しかったのですが、興味本位で楽しみながら育ててみた様子ご紹介します。
ベランダ栽培の参考になればと思います。

★調べたこと+自分用メモ

ポイント◆生長初期にしっかり葉を育てる。


栽培時期(関西)◆植えつけ→8〜10月 収穫→12〜4月
連作◆連作はしやすい。
日当たり◆必要。
暑さ寒さ◆冷涼な気候を好む。
乾湿◆水分が多く必要。
発芽適温◆20℃
生育適温◆15〜23℃
原産◆インド〜中央アジア、アフガニスタン
丈◆60cm。
土◆水はけ水持ちの良い土。
肥料◆ある程度の地力が必要。
その他◆12時間以上の長日条件で球が大きくなる。
      (参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)

★入手する

うちの半日陰ベランダではタマネギなんかは出来ないと思いながら、以前テレビで家庭菜園をしている人が「一番作っておいしかったのがタマネギ」と言っていたのがとても気になってたんです。
きっと甘いんだろうなと思って。
ホームタマネギ
最初は苗を作ろうとして、種を探しまわっていました。
でもよく考えたら、ニラを苗から育てた時は葉菜だからギリギリ出来たんですが、葉の根元が大きく膨らむタマネギみたいなのは苗からやったのでは日当たりが悪いうちではほぼ出来ないと思い、苗より収穫が早いホーム玉ねぎという球を買うことにしました。
種を買うのはベランダで育てるには量が多すぎるのと、ホーム玉ねぎは育った場合1球当たりスーパーの特売の値段と同じだと思いこれに決めました。

苗から作りたかったのもあったし、ホーム玉ねぎはこの球が膨らむだけだから面白くもなんともないのでちょっと悩みましたが、出来なければ意味がないと思うのでこれで行きます。
・・・・。
・・・膨らまないかもしれませんが。

★植えつける

9月の初めに植えつけました。直径2.5cmです。最初は土の上に球を乗せるだけで、2〜3週間経ったら種球の半分が隠れる程度に土を寄せるそうです。
ホーム玉葱の植え付け
ホーム玉ねぎは早生種を2月にまいて6月に採った小玉らしいです。
その続きを私が今から植えるわけですね。そう思うとえらい長い栽培期間ですよね。
商品とはいえこの子達せっかく早生種で生まれてきたのに半日陰に植えるけど育ってね!

★育てる

(画像1)数日で2つ芽が出てきました。
(画像2)パッケージには「最初は土の上に球を乗せるだけ」と書かれていて、半分埋まっていたものが1つたぶん傷みました。
だから置くだけなんですね。埋めてるつもりはなかったけど管理が甘かったです。
もしくは植え付けるのが早すぎ(暑すぎ)たかもしれません。
発芽したホームタマネギの球傷んでしまった球

それとは別に若干日当たりのいいプランターの隅に置いただけの球は最初からぐんぐん伸びて長〜くなってます→
こっちは葉物を育てているのでタマネギプランターより水分が多いです。
条件が違うとこんなに違うんですね。
日当たりのいいプランターに置いた球

植えてから半月ほどで、傷んでいる1個を除いて芽が出ました。
このタマネギプランターは最初わからなくって水を控え気味にしてたんですけど、水をあげてみたら発芽しました。(あとから知りましたがタマネギ栽培は水分がたっぷり必要です)
ほとんど発芽したところ
「葉が3〜4cmに伸びてきたら種球が隠れる程度に土寄せする」そうです。

先に芽が出た日当たりのいい方は養分が葉に行ったのか球がふやけてきました。
ふやけてきたってことはこの球が大きく膨らむのではないんですね。

葉は伸びていますが倒れ気味です

10月中旬です。葉は伸びていますが倒れ気味です。
根元から日を求めて外側へ倒れるような感じです。
ごめんね日が少なくて(●*ω*)

そういえば、百貨店で買ってきたベルギーエシャロットを、ちょっと水に浸けて根出ししてそのまま植えたんですけど、芽は出ませんでした。栄養吸われて終わりました。
多分うちで育てるには大きすぎたんだと思います。

(左)11月中旬、根元が膨らんで茎も太めになってきました。
おお〜、らっきょみたいです。
最初の茶色い球がそのまま大きくなるんだと思ってましたが、どうもそれを養分にして新たに組織が出来たみたい?
根元が少し膨らんできたタマネギ12月に立ってきたタマネギ
(右)12月中旬です。12月に入ってから寝てた茎がなぜか直立になってきました。
もう倒れなくても日に当たるくらい大きくなったから?
そうでもないか。?
秋に生えてきたトマトやらパパイヤやらハコベやらが一緒に育っているけど、タマネギに影響はないと思うし抜くのはかわいそうなのでそのままにしています。

ちなみに、ホームタマネギというものは本来年末に収穫できるものなのですが、やっぱりというか、全然間に合っていません。肥料も少なめだからだというのもあると思います。

1月中旬です。
・・変わってない?
1月のタマネギ浅いプランターのタマネギも変化なし
右の写真は1つだけ浅いプランターに植えたものです。全然育ってなくて意味ないので、どこか深い鉢にへ植え替えました。真冬だし一旦生育が止まっているだけかもしれませんけど。

左が2月中旬、右が3月中旬です。
ちょっと育ってるかも?
2月中旬のタマネギ3月中旬のタマネギ
浅いプランターから植え替えたものは、植え替えてからすぐについていたネギアブラムシがいなくなりました。
健康体になったからでしょうか。よかったです。あんまり育ってませんけど。

★収穫する

「葉が倒れ始めたら収穫。」と書いてありましたので、膨らんではいませんが収穫してみます。3月下旬。
半日陰菜園とはこんなものです(#´Д`#)
3月下旬のタマネギ
3月になっても全然膨らんでいないタマネギこのタマネギは少し膨らんでいます

はい!
とりあえず3つ。球の横幅は大きいので4.5センチ。
玉ねぎを収穫
後ろから覗き込んだダンナさんに「ちっさ!」と言われました。
半日陰菜園とはこんなものです(#´Д`#)!!

・・・と思いながらその後、4月中旬、買ってきた夏野菜の苗と交代したいので残ってるのを収穫することにしました。
4月に丸くなっているタマネギ
・・・丸くなってるー(#´Д`#)!!
前のは早かったのね。
丸くなるのね!!
大きいほうは直径8cmです。

待ってたらできるやん。小さいけど。

 

★食べる

今までの半日陰ベランダの経験からして、未熟のまま収穫サインが出るとあんまりおいしくない場合が多く、最初に収穫した膨らみが足りない方はおいしかったんですが少し苦かったです。
後に収穫した膨らんだ方はすごくおいしかったです。
↓↓タコと蕨のマリネ!  春の風〜(*´Д`*)
収穫した玉ねぎを使ったタコと蕨のマリネ
葉はゆっくり炒めて押し麦とチャーハンにしました。
まろやかでうまいよ(ノ*´_●`)人(´●_`*)イエーイ!

★半日陰ベランダでの難易度
        ・・・なんとかなる!
ホーム玉ねぎってあちこちのメーカーから売られているようで、自分で買ったものがどれだったか忘れたんですが、タキイのホームページに
「適期に定植して10月中旬までに葉7枚を確保」
「萌芽が遅れると日長感応出来ず青立ちになる。青立ち株は葉付きタマネギとして利用できます。」
と書いてあるのを後で見つけました。
私の撮った写真を振り返ってみると、10月中旬までに葉7枚を確保という項目をクリアしてないので青立ち株ということでも仕方ないかと思いましたが、忘れたころに膨らみました。
植え替えたものは生育が間に合わず小さいままでした。



 
welcome(プロフィール)
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。

日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。

野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。

半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!

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906ベランダ日照状態
半日陰ベランダの日当たり状態の図
育てた野菜リスト
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インゲン豆(秋採り)
インゲン豆(梅雨採り)
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サトイモ
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