
【半日陰ベランダで】ゴーヤを育てる

半日陰ベランダでゴーヤを育ててみました。ウリ科は日当たりが必要なのかうちの半日陰ベランダでは成績が悪いのですが、それでも少し収獲できました。発芽したのが遅かったのでもっと早く出来ればもっと実がつくかもしれません。秋口まで長く葉が緑色を保っていたので、緑のカーテンに向いていると思いました。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆ 暖かくなってから種をまいたり植えつけたりする。
栽培時期(関西)◆種まき→暖かくなってから。収穫→8月くらい
暑さ寒さ◆暑いほうが好き。
発芽適温◆25〜30℃
生育適温◆20〜30℃
原産◆東インド、 熱帯アジア
丈◆2メートルくらい?
肥料◆窒素が多いとツルボケになって実が付きにくくなる。
その他◆雌雄異花。ゴーヤは他のウリ科と交雑しにくいので種が採りやすいそうです。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★ゴーヤの種をまく
気温が高くなってから種まきします。しかも発芽に時間がかかります。
スーパーで売っているゴーヤの種を取っておいてそれを種まきすると経済的ですが、発芽してこない場合にまき直すとさらに日数がかかるというデメリットがあります。
それが困る場合は苗を買う方が確実です。
殻のとがっている方を爪切りで切って、少しの水につけて暖かい暗所に置くと早いらしいのですが、普通に育苗ポットにまいても待てば出てきました。
うちのダンナさんが種をまいたのでいつだったかわかりませんが、発芽したのは5月下旬です。
ある日見たらぼそっと出ている感じでした。
可愛いです。
★ゴーヤの植え付け
うちの狭いベランダのどこに伸ばすか考えた末、ベランダの上半分の空間を利用して窓の前の部分に緑のカーテンを作ることにしました。
家にあった竹と麻ひもで作ってみました。
植えたのがハンギングの浅いプランターで土が少ないのですカーテンにならないかもしれませんが、場所がここしか空いてなかったのでここでいきます。
もう一つ、大きめのプランターが空いたのでそこに植えました。
順調に蔓を伸ばしています。
7月中旬で少し遅くなっていますが、いま花芽待ち。うちの半日陰ベランダではウリ科はあまり成績が良くないので、もう少し待ってみます。
しかし、この株は枯れてしまいました。
生長が止まったと思うころに掘り出してみると、根にこぶがいっぱいついていて病気みたいでした。残念ですがこの株は終わります。
★8月にやっと花が咲く
ハンギングプランターの方ですが、8月上旬に雌花だけが咲きました。
わかりにくいですが花の付け根にプクっとしたものがくっ付いています。雌花とは違う日に雄花が咲きました。
なぜ違う日に!!
ウリ科って受粉しにくいから実の中に種がいっぱい出来るのかも?
それから雄花ばかりだったのですがしばらくしたら連続で雌花が咲きだしました。
その時は雄花も咲いていたので取って受粉したんですが、力を入れすぎたかそのうちの一つが雌しべが折れてしまいました。
・・・雌花って簡単に折れるの?
私そんなに怪力だったかな。
それとも半日陰で育てているので弱いかもしれません。
でも私が受粉する前に虫さんが受粉してくれていたら実が膨らむかも??確か蜂が飛んでいたぞ。
他のが膨らんできました!
膨らんできたのは私が確実に受粉できたと思った3つだけだったので、ベランダに訪れる蜂さんは当てにならないことがわかりました。
あと、しぼみかけの雌花に受粉したのがあったんですが、それは遅かったのかダメでした。
そのうちツルが伸びなくなって花も先まで咲ききりました。
そして実が大きくなるのが止まりました。10cmほどですが土が少なかったしこんなもんでしょう。
★半日陰ベランダでゴーヤを収穫!
収穫しようと思った次の日、熟れすぎていきなり黄色くなってしまいました。9月中旬です。
種も赤かったです。熟したら種は赤くなるそうです。
(実は問題なく食べられるそうです)
もう一個!
★半日陰ベランダで収穫したゴーヤを食べる
3つ実が出来ていたので、先に収穫したものは薄切りにして冷凍して3つ一緒にゴーヤチャンプルーにしました。
冷凍すると苦味が和らぎます。石垣島に旅行に行った時にお店の人に教えてもらいました。
・・・

ウリ科は日当たりが必要なのかうちの半日陰ベランダでは成績が悪いのですが、うちでもゴーヤはちょっとできました。
発芽したのが遅かったのでもっと早く出来ればもっと実がつくかもしれません。
それと、狭いプランターにゴーヤとモロヘイヤとピーマンを一緒に植えていたものがあって育たないかな〜と思っていたのが、なぜか3つともうまく育ったので相性がよかったかもしれません。

こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener