
【うちのベランダ鳩対策】気づいたハトの習性、100均グッズのみで対策
ベランダ菜園をやっていて誰もがちょっと困る鳥害。
うちの場合は鳩が来ます。
オスメスペアの場合が多いです。季節は春と秋が多いような気がします。
最初にオスが入ってきて様子をうかがって安全を確保してからメスが入ってきます。たぶん。
ベランダに入ってきたら、
物を倒したり・・、
ふんをしたり・・、
野菜の上をドシドシ歩いたり・・。
大体巣を作るのが目的みたいなので、草木の破片などをベランダの奥まったところに拾い集めます。苗に挿したプラスチックのネームプレートまでも取られるので、何の苗だったかわからなくなったりします。
あと、せっかく発芽した新芽を抜かれます。
食べるならまだしも抜くだけ抜いて散らかして去っていきます、、。。
・・これはいったい何のための行動なのか?!嫌がらせかヾ(。`Д´。)ノ!
鳩という鳥は、伝書鳩として使えるなどのように非常に地形、物の形や色などを認識したり覚えたり出来るのだそうです。
何としても狙った場所に侵入しようとします。
ということで、うちの半日陰ベランダの鳩の習性と対策の経緯をお伝えします。しかも100円ショップで何個かネットを買ってきただけの安上がり対策です。
同じようにお困りの方の参考になればと思います。
うちのベランダはこんな感じで普通に細長くて狭い形、向かって右側は半分壁になっていて、左側は格子、マンションの最上階ですが上には雨よけの屋根が付いています。
最初に鳩が入ってきてビックリした時は、格子の一番下の隙間(矢印の所)に止まってゆっくり入り込んできました。上から飛んでくるのではなかったです。
あとから知ったんですが、カラスやハトは目的の場所に上から飛んできて直接着地するのではなく、近くに着地してから歩いて来るそうです。
上の絵に野菜のプランターを足すとこんな感じで、鳩は右側の棚の内側の空間に巣を作ろうとするようでした。なぜ人の住まいであるここが安全だと思うのか不思議ではあるのですが。
で最初は格子の下の隙間を埋めるためにこのように100均で園芸用のネットを買ってきてセットしました。
そうすると今度は矢印の桟の部分に止まって入ってくるんです。
どうも必ず安全を確認するためにどこかに一旦止まるようです。
それで次の対策として、桟のすぐ上にこのようなよくある感じで、家にあった糸をピーンと張ってみました。
これは効果があったのかどうかもわからないまま、鳩は慣れてしまって止まるようになりました。全然ダメ。鳩は慣れるのです。
糸をちゃんとピーンと張れていなかったのもあると思います。ピーンと張るの難しいです。
仕方なくまたもや100均で園芸用のネットを2つ買ってきてこのように桟にかぶせるようにセットしました。
こうすることで鳩は桟に止まらないようになりました。これはしばらくの間このままで大丈夫だったと思います。
が、話はここで終わりではありません。そう、鳩は慣れるのです!
今度はその上の空間(矢印部分)から入ってきました。
その際、やはり直接ベランダに着地はせず、右隣(空き部屋)のベランダの桟に一旦止まって様子をうかがってから隣からジャンプして来ました。
私に見つかって逃げそこなった鳩に水をスプレーしたり、軽くほうきでつついてみたり(軽くです)して怖がらせたこともあります。それでもまた何度でも来ます。
粘り腰というよりはおバカ全開です。
たぶん怖い目にあったことはすっかり忘れています。
それでは困るので上の段にもネットを買って張ろうか悩みました。
いつも基本的に家にあるもので何とか出来ないか考えるようにしているので(しかも買いに行ってるうちに鳩がくるので)、次は山で拾ってきた竹の棒をいくつも柱にくくりつけたりプランターの土に挿したりして、それに麻紐やアルミのワイヤーを横に渡して入ってこられないようにしました。
それでも入ってきたらとにかく空間を埋めるようにそこにまた紐をくくりました。
要はネットを張るのと同じですが家にあるものでやったのでコスト0円です。(そこ)
この時も鳩は右隣(空き部屋)の桟に止まってからジャンプしてきました。右隣から来るので右半分を重点的にブロックすれば大丈夫だと思いました。見た目は悪いですが、これも長期間これでいきました。
しかし、ある春の日、鳩はベランダの左側からも入ってくるようになったのです。
そう、慣れたのです!!
慣れるとはいっても毎年毎年同じ鳩ではないと思いますが、鳩も日々確実に進化することと、鳩は羽根を広げたのと同じくらいの隙間なら入ってこれる事をこの時知りました。
手作業で紐をくくるのはハッキリ言って限界があるので、やむなくネットをかけることにしました。
それも100均で買った細くて軽いナイロンのネットで、結構何でも引っ掛かりやすく、大きいのですが使い勝手が悪かったので買ったまま使わずにしまっておいたものです。
それをバサーっとかけました。
ここまでになるのに4年ほど?。
左隣の住人さんもベランダで花を育てているのですが、うちのベランダに比べ鳩ブロックは一部分だけの激甘状態です。
それでも鳩がうちに来るのはきっと花より野菜の方が好きだからだろうと思っていましたが、「うちは農薬の匂いがしないからだ」とうちのダンナさんが言いました。そういえばお隣りさんは何か薬を使っているような心当たりがあります。
鳩は入りたいベランダがあると様子を見にうろうろ周辺を飛び回ります。
全面網になった時に鳩はうろうろ周辺を飛んで桟には止まるのですが、さすがにあきらめて飛んで行ってしまいました。
だからこれが最終形です。
当たり前やろ!結局全面かい!って?
しかたないです。ただあまりお金はかかっていません。
最上階ベランダからの景色が気に入っているのでこの状態は避けたかったのですが、ハトが来なくなって快適です。
それも最後のナイロンネットが極細だからかしばらくしたら気にならなくなりました\(^o^)/
しかも後日向かいの屋根からよそを狙っている鳩を発見・・・。

こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener