
【半日陰ベランダで】徒長ミニトマトの浅植えに挑戦!

徒長して値下げされたトマト苗とあまっている浅いプランターを利用して斜め植えしてみました。
植え付けた時期はやや遅かったんですが、斜め植えの効果があってか半日陰ベランダでも十分収穫することができました。
ベランダに浅い鉢しか残っていなくてもこれならトマトは大丈夫?!
★値下がりの徒長苗を浅いプランターに斜め植えする
5月上旬、ホームセンターで徒長したミニトマトの苗が値下がりしていて安かったので買ったんです。
この売れ残って徒長した苗を、ベランダで残っていた浅いプランターに植え付けました。
両方残りもの同士のペアです。
この時プランターが浅いのでトマト苗を斜め植えしました。
斜め植え(寝かせ植え)とは、定植するときに根だけでなく茎の一部も斜めに土に入れて植えることです。土に埋まった茎からも根が出てくるので、根の量が増えて株が安定するとされています。
この斜め植え、一度やってみたかったのです( ´艸`)
植え付けるのに使ったプランターは、深さ15cmくらいの浅くて横に細長いサイズです。
(他の大きい深いプランターはもう夏野菜を植え付けてしまったので、これしか残ってなかったんです)
その代わり土はうちで飼っているシマミミズたちががんばって野菜残渣を還して堆肥にしてくれた土を使うし、位置が高く日当たりはまだいい場所の手すりに引っかけて使います。
この画像はまだ土を入れる途中ですが、重いから先にプランターをハングしてさらに土を盛って、浅いから乾燥し過ぎないように木くずのマルチ材(ずっと使わず余ってるもの)で覆いました。
左に元々生えていたネギはそのままにしてあります。
これって直角に立ち上がるのかな〜と思っていたら、次の朝先っぽが簡単に立ち上がりそうに上を向いていたので花の2つ下の節まで埋めました。何節埋めたかわかりませんが、根元から30cmは埋めてます。
ダンナさんには埋めすぎと言われましたが実験なのでいいのです。
★トマト苗が立ち上がる
すぐにグイ〜っと頭が持ち上がってきました。花はすでに咲いていてもう実が付きそうになっています。
脇芽はどうしようか考えてますが、ダメージになるので取らずにそのままにしようかなと思っています。
5月下旬、これが一番果です。葉もだいぶん広がってきました。
6月中旬、丈1m。脇芽を摘んでいないのでかなり幅もあります。
黄色トマトです。体が重いのか途中から下の方の茎がしなってきて、一番果がベランダの手すりについてしまいました。
徒長苗で思い付きで斜め植えしましたが、値が増えているのか全体的に思ったよりよく伸びて、浅植えはうちのベランダに合うかもしれません。
★浅植えしたトマトを収穫する
初収穫です!他の赤いのに比べて大きめですが、浅植えのせいかどうかはわかりません。そういう品種かも(アイコです)。
そしてその上の2番果がうちの半日陰では今までにない実のなりっぷりです。こんなになるの!
7月上旬です。予想以上にいっぱいなってます。
そろそろ伸びは止まって、下葉以外の葉も黄色くなっているのが出てきました。
まだ収穫してるのは下の方なんですけど。
負担かかってる?ちょっとしんどいか?
あんまり負担かけないように黄色くなった実はすぐ採ることにしました。
7月中旬です。わかりにくいですけどだいぶん葉が黄色くなりました。
なり疲れか栄養の何かが足りないかです。
黄色くなった葉はかなり落としました。
枝も倒れ気味になってきています。
7月下旬に残りの実も堅くなってきたので終わりにしました。
根を確認してみました。
★浅植えで収穫したミニトマトを食べる
初夏の簡単チラシ寿司〜!手を抜くことだけは一人前です!
・・・

メリットは徒長して値下げされた苗とあまっている浅いプランターを利用出来たことです。植え付け時期が遅かったんですが、思ったより採れました。
短所はプランターが浅いから水がなくなるのも早いような気がしたことかな。
短期間でいっぱい収穫できましたが、3か月もしないでバンバンなったのでちょっとかわいそうだった気もします。
というか、いきなり調子に乗って自爆しててまるで私のようなトマトでした(*ノω・*)

こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
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906 gardener