半日陰ベランダ906!!
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me_.gif(2111 byte)半日陰ベランダでシマミミズを飼う

うちのベランダでは堆肥を作ることで有名なシマミミズを飼っています。首の辺りにネックウォーマーを巻いたようなちょっと赤っぽい色のミミズです。シマミミズが有機物を食べて出したフンは堆肥になり、ガーデニングに利用できます。今回はそのシマミミズコンポストについてです。

うちはベランダでシマミミズを飼っています。
なぜシマミミズかというと。
シマミミズは大地の腸と言われていて、シマミミズの体を通った有機物が分解され土に還るそのスピードはたった数日間で、放線菌などが発酵分解させるスピードよりはるかに速いそうです。
しかもシマミミズの体から出る粘液により土が団粒構造になりふかふかになります。
それがどうしても必要だと思ったので、シマミミズを飼うことを踏み切りました(踏み切ったのはダンナさんですが)。
飼ってみるとそんなにたいそうなことではありません。
(それから、私が虫が苦手なため以下シマミミズの写真はほとんどありません。苦手なのになぜシマミミズを飼えるのかというと、有機物を分解してくれると思うとだんだん可愛くなってくるからです。でも素手ではさわれません。)

まず、財団法人科学教育研究会というところからシマミミズを1000匹4200円で買いました。(送料1200円!!)
送られてきたダンボールシマミミズが入ったダンボール
6月です。土のう袋に入ってダンボールで来ました。 ただ、土のう袋とダンボールの間に出てきてるシマミミズもいました(@_@;)。
さすがに段ボールから出てるシマミミズはいなかったですけど、これってこれって運送屋さん大丈夫なのかと。まあいいか。
控え目な写真ですが、1000匹って思ったより多かったです。
シマミミズ1000匹

最初は室内で買おうかと思っていたのですが、6月ということもあって気温が高かめでちょっとにおいがするのでホームセンターへ行きました。
(悪臭ではありません。生き物のにおいです。)
コンポスト素材なんですが、木だと耐久性がない、プラスチックだとなんかかわいそう、外国のコンポスト容器は日本の気候に合わない、で、コンポストにちょうど良い素材が思いつかなくて迷ったのですが、何軒も回ってついにこれに決めました。
たぶんマンホール排水管の部品です。 処分セールで半額で売ってました。
排水管の部品排水管の部品をセットする
素材は樹脂です(結局自然素材ではない)。
上枡740円×2 640円×3
ため枡用丸蓋 990円
合計4390円でした。
屋外用樹脂なので強そうです。夏は暑そうですがふたにいっぱい穴が開いています。 上枡の寸法は直径約30cm、深さ約20cmです。

↓完成図。
シマミミズコンポストの完成図
最終的に下から液肥が出るので一番下は土を敷き、その上に枡を重ねて防虫ネット(寒冷紗と書きましたが防虫ネットです)を挟みました。 そしてシマミミズのすみかとして腐葉土を敷きました。ここにシマミミズを投入。一番下に敷いた土は乾いているのでここからミミズが脱走することはできません。

とりあえずウェルカムメロン(の皮)を敷いて、新聞紙(モノクロページ 植物の分解に炭素が必要だから)を敷き霧吹きで湿らせ、蓋をしました。この蓋は穴がいっぱい開いています。
(画像のメロン皮は大きいですがもっと小さく切ったら分解が早くなります)
コンポストを上から見たところ

エサは細かく切って平らに敷きました。あげすぎるとなかなか食べてくれず腐敗する時もあります。 毎日様子を見て、減ってきたら次のえさを入れてミミズが分解するのペースをつかみました。

シマミミズはえさを分解して食べ、フンを出します。
このフンが栄養満点のふかふかの土です。
シマミミズが「大地の腸」と言われている理由です。
ふかふかの土はミミズがいる腐葉土の下に出来ます。(厳密には土ではないそうです)

問題なく順調に生ごみが分解されていきました。
上にかぶせた新聞紙も分解されていくので少なくなってきたら足します。
最初は気になって毎日のぞいて見てましたが、ペースをつかむと数日に一回でいいと思います。(まだ気にし過ぎ?)
ただ頻繁に開け閉めをすると害虫が入ってくる可能性がそれだけ増えるのでそれだけ注意すれば大丈夫だと思います。ベランダにはあまり来ませんが。

シマミミズの生態は(雑記メモも含め)
暗いところが好きです。
湿っている土が好きだと思います。湿り過ぎはダメで、完全に乾いてしまったらシマミミズが干からびます。
脱臭作用があるそうです。
隙間が好きだと思います。
何匹もかたまって生活する方が生きやすいと思います。
暑すぎると溶けていなくなると思います。
自分のいる環境が気に入らないと脱走を図ります。
雨の日の前日の晩に脱走を図るとよく言われますが、ベランダにライトが無いので晩は見たことがないです。
玉ねぎ、柑橘類、塩分は嫌いだそうです。
果物は大好きです。特に「どんだけラフランス(の皮)好きやねん」と思いました。
土中菌がたくさんいる方が喜ぶと思います。
腐敗物(青カビ、黒カビが生えたもの)が近くにあると脱走します。
しばらく水中に生存できると思います。水がダブダブになった鉢受けに数日間生きていた(と思う)ので。釣りの餌になるくらいなので。

DSCF8223.jpg(78238 byte)
すみかになる腐葉土の量ですが、秋にシマミミズが減ったなと思って掘ってみたらだいたい新聞紙の位置が"2"で、腐葉土の一番下の位置が"1"でした。
それより下はふかふか土だと思います。

ちょっと予想外に腐葉土が少なかったなと反省しながら"3"まで腐葉土を増やしました。
最初に比べて腐葉土は減ったように思います。
腐葉土も分解されたからでしょうか。

シマミミズの数もすみかの大きさに合わせて増減すると思います。

★夏

真夏はちょっとバテ気味でした。
生ゴミが出ると冷凍しておいて、ミミズのスピードに合わせて冷凍のままシマミミズにあげていました。 冷たさと湿度が暑さを少しでも和らげたかもと思います。 うちのコンポストの蓋は穴が開いているので過湿の心配はありません。樹脂コンポストの中は外気温と差はないと思いました。

それとコバエが入ったので、コバエホイホイを入れてみました。(結局気にしなくてもいいような気はします) あと、防虫ネットの目を通過する虫は多少入りますが、いずれも存在感のない虫ばっかりだったし、水アブが入らなければ問題ないと思います。
たぶん入ってこれる虫は入ってきて当然だと思うし、他の虫もいた方が自然に近いからいいのではと思います。

エサをあげすぎてしまって、分解より腐敗が始まってしまい悪臭がする場合がありました。
その時はうちはEMをほんのちょっとたらしたら、 翌日にエサに白カビが発生していてシマミミズが群がっていました。 善玉菌が分解してくれてシマミミズが食べやすくなったのだと思います。 2日で分解され白カビも悪臭もなくなり、元に戻りました
。 ベランダでの閉鎖的な環境では自然の循環そのままにはいかないからその分世話が必要なのかな〜と思ったりしました。

元気なときは新聞紙をよけるとエサの下にいて「にょ」って動きます。 住みにくいと思っている時はいつもいるところにいません。コンポスト容器の壁とか変な所にいます。

夏を越えて、暑くて数が減ったと思います。 元々すみかである腐葉土の量がミミズには狭かったと思うのでそれも減った原因ではないかと思います。

★秋

ちょっと涼しくなって食べる量が増えるかな〜と思ったのですが変わりなし!
マイペース過ぎ!
エサは新鮮なものより数日経って少し分解気味の方が好きなようで、すぐには食べません。 あと、湿度の加減がわからなくて、元気ないな〜と思った時にハッと気づいて水をあげたら元気になりました。ごめんね。
シマミミズが元気だなと思った時の土の湿り具合をよく覚えておくといいと思います。
ベランダの雨がかからないところに置いているので、雨の日になるたび雨が降っているように水を与えることにしました。 雨の日は湿度が高いからかよくエサの下にいました。
だいたいシマミミズは明るいところは苦手で様子を見るのに蓋を開けて新聞をよけるとすぐ下に潜ってしまうので、何匹くらいいるのかはわかりません。

冬に暖かくする為に腐葉土を結構足しました。 たぶん春になると卵を産んで増えると思うのですみかを広げるというのもあります。 先に腐葉土を食べるかもしれないのでエサはあげていいのかわからなくて、目印にする為に一番上に少し乗せておきました。

★冬

エサになかなか食いつきませんでした。なかなか上の方へ来ません。 ある程度分解されてから食べるようなので、冬は分解が遅いからかもしれません。
そう思った1週間後位に不意に見てみるとエサに大勢食いついていました。 うちで採れた無農薬野菜の残渣を中心にあげていますが、特に甘く出来た野菜の残渣はよく食べていました。
甘いものが好きなのは変わりありません。大好きなエサが来るとみんなで群がって赤いそうめんのようになっていてわかりやすいです。喜んでもらえるとうれしいのですが。
それと暖かい時に比べて明らかに太っていました。

★春

少し早くニンニクの収穫をしていたらニンニクのプランターの中から何匹もシマミミズが出てきました。うちのベランダの鉢の中から不意にシマミミズが出てくることは数ヶ月前から頻繁に起こるようになりました。コンポストのシマミミズを何匹かプランターに放したし、その土を再生して使いまわしているので産み落とされた卵がかえったりしたのかもしれません。

それでこれ↓ニンニクの根を切っていたら根についていたのか赤ちゃんがいました。真ん中あたりの小さい小さいのです。5mmくらい。 薄ピンク色でかわい〜です!!(ピンク色だからシマミミズだと思う)
虫は苦手ですが、こういうのを見ると顔がほころびます。
白い長いのはシマミミズではなくニンニクの根です。
シマミミズの赤ちゃん
やっぱり春に赤ちゃんが生まれるのですね。(シマミミズはニンニク平気なのかな?)

★ふかふかの土を取り出す

そしていよいよふかふかの土(ミミズフン)を取り出しました。
エサと腐葉土(ミミズ)を小分けに出したら、一番下のフンの部分が出てきました。
濃い焦げ茶色でふかふかでした。やった!11か月で20Lくらいかな〜。
ちょっと少ないと思いますが、エサを食べるのが思ったより遅かったし途中で個体数が減ったと思うのでこんなもんでしょうか。
ふかふかの土を取り出す
それと、あらかたのシマミミズは腐葉土の層にいたのですが、何十匹もフンの層にいたんです。シマミミズは自分のフンの中にいるのが嫌いらしいのでいないと思っていたのですが、フンの層にいるシマミミズはちょっと弱り気味の子が多かったのできっと這い上がる元気がなくて下に落ちて行ったのではないかと思いました。
それならもっとこまめにフンを取り出して様子を見てあげると助かる子も多いかもしれません。それに元に戻した時に腐葉土に空気が混ざってふかふかになっていたので、回数を増やそうと思いました。

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★梅雨

ある日いきなりかぶせた新聞紙からキノコが生えていました。それを取り除いた2日後にまた今度は10個ぐらい生えてました。キノコが生えているからってどうなのかはわからないのですが、取ってもきりがなさそうだったので放置しました。ミミズたちは普通でした。
ある日買ってきた生キクラゲがおいしかったので試しに石づきをコンポストに入れてみましたが、生えてきませんでした。甘いか。
梅雨明け前に熱帯夜になったくらいに爆発的にコドモシマミミズが増えたと思います。キノコは結局一時期だけでした。

★夏

去年の夏に比べて、チビと巨大化しているのが多かったと思います。この時期は増える時期みたいです。エサはあげ過ぎると青カビが生えてしまうので注意なんですけど。最近は青カビがあってもそのままにしていると次にはなくなっているのであんまり気にしていません。

・・と思ったのもつかの間で、熱帯夜続く時期になるとミミズもばてたのか脱走しようとする子が数匹いてビックリしたことがありました。少し水分が多かったから温度が上がり過ぎたのかもしれません。
エサは凍らせてからあげていたのですが毎日ではないのでエサをあげない日は保冷剤を上に乗っけて、水分も少し減らしました。
そしたら落ち着きました。真夏はなるべく毎日見てあげるようにしました。

この画像はシマミミズの卵だと思うんです。茶色の半透明っぽくて2ミリくらい。
もうあらゆるプランターからミミズが出てくるので慣れました。卵がかえってると思います。
栽培が終わった後の土も安易に乾かせなくなりました。
シマミミズの卵

★土を取り出す(2回目)

初秋です。今回は前回から5か月くらいで取り出すことにしました。
取り出してみたらなんと、腐葉土とフンの境目が無いなと思ったら腐葉土は分解されたらしく全部フンだったのです。ビックリ。
早めに見てよかった・・。慌てて腐葉土を買ってきて、これから冬なのでどっさり入れました。ごめんね。
そして取り出したフンは、前回と同じくらいの量でした!ビックリ。
というより、シマミミズたち、見た感じ結構増えてるかも!
秋に取りだしたシマミミズの土で使わなかった分を袋に入れてベランダに保管して置いたものを、春に使おうと思ってみたらシマミミズが何匹もいました。小さいのもいたのでたぶん卵もかえったのではないかと思います。
今まではシマミミズを発見したらなるべく1ところにかためていたのですが、こうなったらもういちいちシマミミズを寄せ集めることは不可能になってきたので気にしないことにしました。
そして、知らない間に卵がかえることを思えばベランダ中の土はもう常に湿らせておくしか道はなくなりました。大変だ〜!

★2回目の春

夏に引き続き土を取り出して腐葉土も足そうと思って土を掘ってみたら、、下まで腐葉土でした llllllU-ェ-;Ullllll
そういえば冬の間あんまり食べてくれてなかったし新聞紙もあんまりなくなってなかったので当然と言えば当然なのですが、ミミズ土ゼロとは!!
ゼロというか、多少食べてはいたので下にまだたまっていないだけで腐葉土の中に混ざっているとは思うのですが、ゼロとは!
夏野菜に使うぞと思ってたから計算狂いました。
やっぱり一年に一回でいいことがわかりました。

★3回目の夏の事件

事件が起こりました。
夏はベランダも暑くてふたをパッて開けてエサを入れて閉めるだけみたいなのを繰り返していたところ、お盆を過ぎてふと見ると何と春にはあった腐葉土がなくなっていて、エサの下はいきなりフンになっていました。
フンは腐葉土より下に下がるから茶色いものは上から下まで全部フンで腐葉土は全部分解されてしまったということになります。
エサの下はいきなりフン
あわてて中を探ってみましたがミミズは数匹しかおらず、底までフンを取り分けてみましたが、腐葉土の袋いっぱいというこれまでにない量のふかふか土が取れてシマミミズはほとんどいませんでした。数えられないけど30匹くらい?30匹って言ったら環境が悪くなったらすぐにいなくなってしまいそうな心細い数です。コンポストの土の表面をサッとすくって1匹も見当たらないくらいの状態。まだ野菜を育ててるプランターに放った方が増えはしないけど生存する確率は高そう。

いままで居心地が悪い時は上にあがってきて脱走しようとするとばかり思っていたので、コンポストのヘリに何もいない場合は異常なしとしていましたが、たぶん溶けていなくなったという事態になり去年と何が違うのかもわかりませんでした。
大好きなスイカがまだあったのに。
この後この小人数でどうなるのか、秋に増えるのか、見ていきます。
調べたところシマミミズは冬以外は産卵するんだそうです。
それとコンポストはこんな状態ですが、非常事態に備えてベランダのプランターにシマミミズはわずかながらいると思うので見つけるごとにコンポストに戻すことにしました。

それを見ていたダンナさんが「この中にシマミミズいると思うからコンポストに足せば」とベランダの袋の一つを指しました。
その袋は傷んで腐った土を発酵させるためにビニール袋に入れてふたをして封印していたもので、封印する前にシマミミズも数匹放り込んだそうです。
放り込んだと言っても10匹ぐらいだったので、ちょっとくらい増えているかもと少し期待して掘り返してみました。
そしたら中は土とシマミミズフンと未熟堆肥が少し入っていて、スコップで出してみると驚いたことにシマミミズが何百匹もいたのです。
掘り出すのが途中でめんどくさくなるくらいでした。

このままコンポスト内で数十匹のまま秋に増えるかどうか試してみてもよかったのですが、シマミミズを飼うことが目的ではないので袋のシマミミズにもコンポストで働いてもらうことにしました。
おかげでコンポストは復活できました。スイカ食べなよ〜。
袋の中には小さいシマミミズもいたしたぶん卵もあると思うので、もう一度閉じて元の場所に戻しました。秋にもう一度のぞきます。
一応袋には空気が含まれました。

・シマミミズが増えた袋の環境について。
厚めのビニール袋。場所は日陰。口を閉じて上から素焼き鉢を乗せて密閉。半年以上は放置。
傷んだ土、未熟な植物の残渣、水分ぬか?。
水分に関しては、私がシマミミズを飼っていてこれくらいの湿り具合が好きだろうなと思う水分量よりはるかに多くて、なぜかびちゃびちゃの一歩手前くらいでした。こんなに湿っているのが好きなのかと思うくらい。
しかも土の上半分より水分が多い下半分に多くいました。
ダンナさんの結論は「シマミミズは傷んだ土が好き」「シマミミズの研究はそんなにされていない。シマミミズに聞かないとわからない」だそうです。

ところで、これから秋に向けてシマミミズたちのすみかである腐葉土が足りないから買いに行こうとした時に、唯一のこのランニングコストがもったいなくてなんとか他のもので代用できないかと思い、うちのベランダで出た枯葉や剪定くずを敷いてみることにしました。
山の落ち葉の下にシマミミズがいるようなイメージです。
これでよければこれにします。そうじゃないと腐葉土を買う分ベランダの土が増えていくことになりますから。
それから落ち葉は炭素が多くてそのままでは窒素が足りないと知ったので、米ぬかも入れてみました(空気から固定されないのかな?)。そうすると新聞紙は炭素だから必要なくなるんですが、うちのコンポストは通気性がいいので急な温度変化や湿度変化を弱めたり、外敵から守ったりするために(ネットはかましてありますが)ある方がいいのではないかと思ってそのままにしました。
シマミミズコンポストの中

★その後の秋

数日に一回コンポストをチェックしていますが、どうも夏に入れた腐葉土が堆肥化しているような気がしてしかたないのです。
夏に腐葉土が分解されると同時にシマミミズも消えていったしこのままではまた同じことになると思うので、なんか分解早くないかと思いながらも土を入れてみることにしました。
飼い始めた時は外と環境が違うから腐葉土の方がいいだろうと思ったんですが、土を入れることにしたのはまた腐葉土を買い足したくないのとビニールに入れた土の中で口を締めても生きていたのを見たからです。
といっても土と腐葉土を混ぜるのではなくて、1/3ぐらいを上から下まで土ばっかりにしました。これでシマミミズがどっちが好きかを見ることができます。

それから少しあとで見てみると、上から敷いた剪定くずは下から順に白いポツポツ(菌?)がいっぱい付いてて発酵している状態になっててその下のシマミミズはなんか元気に見えました。
なんか今までで一番うれしそうに見えます。菌が多いからでしょうか?
もう新聞も途中から混ざってしまって意味もない感じなので入れていません。
腐葉土に土を足した件はどうなったかというと、結局シマミミズは両方に同じように住んでいると思います。そのうちシマミミズが混ぜてしまうでしょう。これから様子を見て土を足してみようと思います。

・・と気を良くして1週間旅行に出かけて帰ってきてコンポストの中を見たら、シマミミズが10匹ほど脱出し損ねて干からびていたし、足した土にいたのかプチ蜘蛛が10匹ほどコンポストの天井に張り付いていて、なぜか違うところにコナガが蜘蛛の糸にぐるぐる巻きにされていました。
にぎやかになりました。この感じだと違う菌も沢山増えたでしょうか。
特に土にいるシマミミズは元気いっぱいだし、蜘蛛とシマミミズは共存しているような気がするのでそのままにしました。
ただ、湿気ているかもしれないと思ったので一番上に新聞紙を入れ直しました。
この状態で今は落ち着いています。

それからの追記■それからまたお客さまが。
足した土の中にダンゴムシ君がいたんだと思うんですが、ダンゴムシが大爆発して団体様として、シマミミズを圧迫しながらコンポストに一緒に宿泊しています。
ダンゴムシもシマミミズと同じように分解者なのでいなくなれば地球は大変なことになると何かで読んだことがあって、うちのシマミミズと共存していらっしゃるようだし別に問題はないんですが、私が欲しいのはシマミミズの土なんですよね。
真夏にシマミミズがへたってるのに、ダンゴムシは全然平気らしくシャカシャカ動いてるんですよね。
今は完全にダンゴムシの方が数が多いんですよね。
まあいいか。
↓↓これシマミミズの堆肥で〜す。

そうそう、それからね、飼っているとだんだん適当になってくるんですよね。
エサ上げるのめんどくさいから、一気にバババってあげたり、しばらくあげなかったり。
エサがなくなるのはダメかなと思うので、土の上に腐りにくい乾いた枝とかをかぶせてるんです。土に触れたら分解されるので予備エサになるなと思って。
うちのダンナさんも「あまりさわるな。出来るだけほっておくほうがいい」と。
それでたまに覗いて水分量とかのバランスが悪かったのか何匹も脱走しかけて干し物になっていて、土を少し探ってもあんまりいなくて「今何匹くらいいるんだろう?ほとんどいないんじゃないか」って思うことがあるんです。
そういう時は甘くてとろっとした果物の残骸をあげると、シマミミズ達が一斉に地表に結集するのでなんとなく把握できます。
夏は速いですよ。すぐ結集。冬は1〜2日かかりますがあっという間。かわいいです。
だいたいほとんどいないことはないです。

welcome(プロフィール)
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。

日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。

野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。

半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!

906 gardener
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906ベランダ日照状態
半日陰ベランダの日当たり状態の図
育てた野菜リスト
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アピオス
アボカド
アーモンド
インゲン豆(秋採り)
インゲン豆(梅雨採り)
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イチゴ
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スナップエンドウ
さやえんどう
オクラ
オカワカメ
オレガノ

カイラン
カボチャ
カリフラワー
キクイモ
キドニービーン
キャベツ
紫キャベツ
芽キャベツ
キュウリ
ミニキュウリ
空心菜
クコ
クランベリー
クリーピングタイム
ケープグーズベリー
原木しいたけ
小カブ
日野菜かぶ
子宝菜
コーヒーの木
ごぼう
ゴマ
小松菜
ゴーヤ
コリアンダー
コールラビ

サクランボ
サツマイモ
サトイモ
サニーレタス
サラダ水菜
山椒
シソ
ジャガイモ
ジャーマンカモミール
春菊
ショウガ
食用ほおずき
スイスチャード
スイートマジョラム
スターフルーツ
スティックカリフラワー
ステビア
スプラウト
スムージーケール
スモモ
セリ
セロリ
スープセルリー
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玉ねぎ
タラの芽
青大豆
丹波黒大豆
茶豆(秋)
チアシード
チコリ
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チャービル
チェリモヤ
ミニチンゲンサイ
ツルムラサキ
トウガラシ
甘トウガラシ
ひもとうがらし
紫とうがらし
トウモロコシ
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ミニトマト(秋)
ミニトマト(秋2)
ミニトマト(浅植え)
ミニトマト(パープル)
カゴメトマト凛々子
中玉トマト
トマトベリー
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水なす
菜の花
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ニンジン
ニンニク
ニンニクの芽
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ネギニラ
ノビル


ハイビスカスローゼル
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ミニ白菜
バジル
パセリ
パッションフルーツ
バナナメロン?
パパイヤ
パプリカ
パプリカ(パープル)
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ビーツ キオッジャ
ピーマン
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こどもピーマンのこども
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バナナピーマン
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