【半日陰ベランダで】セリを育てる
半日陰ベランダでセリを育ててみました。やや日陰でちょうど育ちやすいのですが、気を付けないといけないのは水切れと夏の暑さでした。それでも基本的にセリは生育旺盛なのがうかがえたので、ぼちぼち生えたりなくなったり。
そんなセリの生育の様子を以下にまとめましたので興味がおありの方はどうぞ!
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆ 水切れさせないように。放置でもよく育ちました。植え替えても根付きやすいそうです。
栽培時期(関西)◆収穫→秋から春にかけて?
日当たり◆日かげでもいい。
暑さ寒さ◆暑さが苦手。寒さは大丈夫。
乾湿◆必ず湿らせる。
生育適温◆たぶん暑くなければOK。
原産◆インド〜東南アジア
丈◆丈は30cmくらい?横に広がりました。
土◆湿らせる。鉢は底穴が開いていない容器の方がいいくらいです。
その他◆5月のセリは毒ゼリと見分けがつかなくなるので山で採って食べてはいけないそうです。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★スーパーで買ったセリの根を植え付け
苗が売られているのは見たことないので、スーパーに売っているセリの根の部分を使いました。
野ゼリは毒性のあるものがあるので安易に食べないように注意だそうで、よくわからなければ買ってくる方がいいと思います。
買ってきたセリの残りの根を茎の少し上の方を切って植えました。
春か秋に植えつけるといいらしいですが、寒さに強いみたいなので植えてみました。1月です。
すぐに脇から新芽が伸びてきました。
少し日陰で育てた方が葉がやわらかいらしいですが、冬で寒いしまだ小さいし半日陰ベランダなので太陽に当てるように置きました。水辺でよく育つ植物なので、水はたっぷりあげています。
★春の様子
それから簡単にふさふさ生えてきたのですが、初夏になると気温が上がってダメになるかと思って4月にばっさり切ってキムチに投入しました。
ベランダでは思いのほか暑くなるんですよね。
そのあとまたすぐふさふさになって5月でも食べられました。
もう少し大きいところに植え付ければよかったですが、ベランダが狭いのでとりあえず鉢は小さめです。
★夏の様子
セリは夏は苦手で、急に気温が上がった日にしおれてしまった事があり、乾燥に注意しています。
基本水はダブダブがいいみたいです。
特によく水をやり、特に日陰に移動して育てています。半日陰ベランダでは日陰はいっぱいあるのでその点では育てやすいです。
7月には暑さで枯れてきて、そして8月に新芽が出ました!
枯れたように見えても少しでも緑の葉が残っていると復活する可能性があるので様子を見ています。
生きている場合はまだ暑いうちに新芽は出ているようで、秋には復活します。
因みにこれは去年の初夏ですが、この時期にふっさふさでした。
これは少し大きな鉢だったので根が大きいと夏も元気なのかもしれません。
★セリの冬越しの様子
1月です。
これは写真撮り忘れてて収穫した後ですが、収穫してもゆっくり成長してきました。苦手なのは夏だけのようです。
冬は凍らなければそのままでいいらしいですが、多少雪が降っても大丈夫でした。
★いつ収穫したらいいかは微妙
3月にサニーレタスと一緒に収穫したところです。
うちのベランダではセリは生えたり消えたりするので、葉がバッと生えている期間が短いのです。収穫したら弱ってしまうかもと思う時もあるので、いつ収穫するかわりと悩んでしまいます。
基本的においしそうだと思ったら収穫したらいいかもしれません。
★しかし夏にも植え付けられました
↓なぜか買ってきたセリの根をダンナさんが初夏に植えて、私は「暑いのに今植えるの?」って思ったんですけど、一度枯れて暑い7月に新芽が出てきたんです。
植え付けはいつでもいいみたい?
セリは生育が旺盛だということは十分わかりました。
★半日陰ベランダで育てたセリを食べる
タケノコとローストビーフの余りで炒めて青椒肉絲風の味付けにしました。おいしくいただきました!
うちでは大体キムチに入れたりします。
・・・
害虫もいなかったです。
やや日陰でちょうど育ちやすいのですが、気を付けないといけないのは水切れと夏の暑さでした。
ほんとは簡単と言いたいところですが、これまでに2回ほどいつの間にかいなくなっています。
ベランダのプランター栽培の途切れた自然環境ではこんなものかもしれません。
でも大体が、枯れたかと思うと新芽が出てきてホッとするというのを繰り返しているので育てにくくはない印象です。
水分さえあればあとはなんでもいいみたいにも思えるし、 水分たっぷりを維持できればもっと育つかなと思います。
頻繁にスーパーで見かける野菜ではないので、自分で育てる価値はあると思います。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener