【半日陰ベランダで】小カブを育てる
半日陰ベランダで小カブを育ててみました。小カブといえど育つ早さがとても遅く時間がかかりましたが。半日陰ではどうかという点では問題なく収穫できました。
カブは古くからの野菜で日本には地方品種も多いそうなので、自分の地域の品種を探すと育ちやすいかもしれません。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆
コカブは栽培期間が短いので初心者向け。
窒素量に注意。
栽培時期(関西)◆種まき→何時でもできる。秋が簡単。収穫→1〜2ヶ月後
連作◆アブラナ科の中でも連作を嫌う。
日当たり◆日の当るところ。
暑さ寒さ◆基本的に冷涼な気候を好む。
乾湿◆普通。
発芽適温◆20〜25℃
生育適温◆15〜20℃
原産◆ヨーロッパ、アフガニスタン
丈◆根は浅い。
土◆有機質に富み、保水性がよく、肥沃な土。
肥料◆窒素が多すぎると葉ばっかり育つので注意。
その他◆好光性種子。他のアブラナ科と交雑しやすいので種を採る時は注意。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★種をまく
半日陰を恐れて小カブの種を買いました。細かい種でした。
9月下旬、種が細かったのでバラマキにしました。4日で芽が出ました。(後で知ったのですが好光性種子のようです)
・・が、ハトと虫に食べられてはげはげになり、もう一回まき直しました(´;ω;`)。
★2回めの種まき
これ2回目にまいたものです。10月上旬です。
2回目が発芽してからもコナガみたいなのに葉を食べられていたので、トウガラシの干したのを小さくちぎって土の上にまいてみたら次の日にコナガが2匹カブの鉢の外に避難していました。これ効くかも!!やってみてください!
ただうちは土中にミミズもいることもあるので、彼らがトウガラシは嫌いかも。
最終的に株間を5cmくらいにするつもりですが、間隔をバラバラにすると広いところのから大きくなる時間差収穫ができるそうなのでやってみようと思います。
根が膨らんできた
11月中旬です。寒冷紗とビニールをかけています。大きくなってきたので土を足してピンと立たせました。まき直してから40日ほどたっています。
昨日細かった根がいきなり1日で1.5cmになっていました。しかも倒れていたので土寄せして立たせました。
12月中旬です。少しずつ根が膨らんできました。地上に膨らむんですね。
よく見たら途中で株間が接近し過ぎているものがあって、どうなるかと思ってそのままにしたらそれなりに2つとも大きくなりました→
片方取ろうかとも思いましたけど問題なさそう?
こんなになるまで放置してみましたが、別に大丈夫でした。
これを利用して大きくなったものから収穫するのだそうです。
ただ狭いと膨らまない根やいびつな形の根があるので、間引き方にもコツがありそうです。
★半日陰ベランダで育てた小カブを収穫する
12月中旬、直径が4.5cmで収穫してみました。種まきから80日目です。
少し前にカブのような短い大根を収穫したので、これをうちのダンナさんに見せた時に「今回それははカブ?」と聞かれました。
ぷぷ。うちの半日陰ベランダでは大根もカブのような短いのができるのです。大根といえばよかったか( ̄ー ̄)ニヤリ。
真冬でも時間はかかりましたが待ったらできました。最初はうれしくて早採りしてしまいましたが、直径5cm越えまで待つと小カブといえど満足な大きさになりました。
ただし、3月の温かくなってきた時を境に葉が固くなってきた(まだ小さいのも)ので、葉も食べたければ寒いうちに収穫する方がいいかなと思いました。
★つぼみが出てきた
葉が固くなってきたと思ってからすぐによく見たらつぼみが出てきていたのでこれで全部終了にしました。
小さいのも終わりにすることになったので、もっと早めに種をまいて早く大きくしてさっさと収穫しないと意味がないことがわかりました。
★半日陰ベランダで収穫した小カブを食べる
やわらかいです。葉も甘くておいしかったです。
・・・
カブは古くからの野菜で日本には地方品種も多いそうなので、自分の地域の品種を探すと育ちやすいかもしれません。あとは虫対策を。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener