半日陰ベランダ906!!
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【半日陰ベランダで】ミニキュウリを育てる

半日陰ベランダで育てたミニキュウリ
キュウリ(ウリ科 一年草)  Cucumber

半日陰ベランダでミニキュウリを育ててみました。うちのベランダではウリ科の成績は悪いのですが、ミニキュウリは数本同時収穫できたりして楽しめました。
途中で枯らしてしまいましたが、半日陰でも簡単に実がなったのでおすすめです。その様子を以下にまとめました。

★調べたこと+自分用メモ

ポイント◆ 風にあおられ転倒しやすいので支柱にしっかりくくる。


栽培時期(関西)◆植えつけ→4月 収穫→6月〜秋
連作◆ダメ。
日当たり◆日は必要だけど夏野菜の中ではやや弱めでもよい。
暑さ寒さ◆温暖な気候を好む。
乾湿◆実が成りだしたら水分がたっぷり必要。
原産◆インド北部、ヒマラヤ山麓
丈◆たぶん2m以内
土◆多分保水力のある土。
肥料◆実がなりだしたら特に薄く何回も。
その他◆種子は暗発芽種子。雌雄異花ではあるが、単為結果を行うため雄花が咲かなくても結実する。
      (参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)

★苗を買って植え付け

4月下旬、ベランダキュウリという苗を買いました。
家庭菜園に最適、病気に強いと書いてありました。
ほんとは普通のキュウリを育てたかったのですが、大きいのは育たないと思うし、うちのベランダでウリ科は出来にくいのでちょうど小ぶりだ(と思う)し挑戦することにしました。
うどんこ病になりませんように〜!!
ベランダキュウリの苗

植えつけた最初は全然伸びなくて間に合うのかと思いましたが、途中から見るたびに生長するようになってきました。
DSCF12403.jpg(50197 byte)
支柱ですけど、苗に挿してたカードの写真は行灯仕立てだったのですが、行灯は日当たりにムラが出来てうちでは危険な気がするので、縦に真っ直ぐ伸ばすように立てました。
どれくらい伸びるのかわからなくて迷ったんですが、ベランダキュウリという名前からしてそんなに伸びないのではないかというのもあります。それなら丁度いいです。

それから最初からアブラムシが付き始めていたので調子は良くないのかもしれません。道で出会ったテントウムシにうちのベランダに来てもらって駆除してもらいました。
キュウリってこんなに付きやすいものかな?それとも品種改良されたキュウリだからちょっと弱いのかな?

5月下旬に一番下の枝別れの所に花が咲きました。付け根が太くないので雄花です。
こんなところに?
DSCF12401.jpg(44889 byte)

それから真夏日だったり肌寒かったり色々な日がありましたが、5月下旬に一気に伸びて6月1日もうかなり上の方まで伸びてしまいました。
・・予定より伸びる?もっと伸びる??
一気に伸びて上に到達
それとテントウムシが産んだらしき卵が2セットあり、爆発的に増えた彼らがアブラムシを食べ尽くしてくれました。
私の経験では夏野菜につくアブラムシは梅雨明けまでになんとかすれば夏以降は快適状態を保てているので、いったんホッとしました。テントウムシたちありがとうー、あとは居るなり出ていくなり好きに過ごしてください。

2番花はまだ咲いていません。

そしてツルが天井到達・・。

★雌花が次々開花!

6月上旬、雌花が次々開花!
花の付け根がキュウリ状になっています。かわいいっ!!

ツルの先を摘まなければ脇芽は出ないと思っていたのに、脇芽が知らない間に伸びていてふっさりしてきました。蒸れて病気にならないようにツル1本で育てるつもりだったのですが、どこか切れたのかな。
予想外です。狭いベランダでこれはどうしよう。
雌花が次々開花
知らない間に伸びた脇芽
そうしている間に1番果がいきなり大きくなってきました。
しかもその上にももう3つ小さいのがぶら下がっています。
キュウリってなりやすいんですね。
大きくなった1番果

★半日陰ベランダで育てたミニキュウリを収穫する

苗に挿してあった説明カードに、6節目までの実は取り除いて7節目から実らせると書いてありました。
今さら発見しましたが、どう数えても6節目の実を大きくさせました。
気にしない。
・・ということでちょっと早めに採ってしまいました。
もう10cm以上になっているので早目じゃないかもしれませんけど。
気にしない。

すぐ上の画像から一日でちょっと大きくなっています。生長するのが早いです。
どうも他の野菜に比べて土がすぐ乾くので、水やりをちゃんとするようにしています。吸水力が強いようです。
キュウリが曲がって出来るのは水が足りなくて偏るからだそうです。
ちょっと大きくなっています

★次は3本同時収穫

6月中旬、次の収穫です!
半日陰ガーデニングで3本同時・・(しみじみ)。キュウリってホントになりやすいんですね。
晴れているとどんどん大きくなっていきます。
3本同時収穫
今日きゅうりのつるに触れて腕がかぶれてしまいました。
そういえば触れた時に少しチクチクしました。かぶれたのは初めてなので調べてみたら他の野菜でも弱い人はかぶれるみたいですね。
これからは長袖でがんばります。

★ベランダキュウリ大爆発

6月下旬、ツルが大爆発・・。やっぱりベランダ向けじゃなかった。
どうするのこれ!
ウソばっかりやんベランダキュウリ!( ;∀;)ウレシ泣
ツルが大爆発
もうどこにどうやって伸びてるのかよくわからないですが、150cmは伸びてると思います。
とりあえず雨降ってない日に下葉の枯れてるのとか取りました。
隣のベランダに伸びるのだけはやめてください。

さらに数日後7本同時収穫! 長さ18cm! 7本同時収穫
さらにまだなっています。1株でこんなにも採れるものなんですね。
さらにまだなっています
私がにこにこしていたらダンナさんが「疲れさせるといけないから小さめで採る(元々小さめの品種なので)て言ってたのに、えらい大きいなあ」と言われました。
・・そういえばそう言いました。
でも欲張ったわけではなくてちょっと目を離すと大きくなってしまうんです。

これ見てください。
右端の大きい果実の隣にチビ果が5つぶら下がっています。
5つぶら下がっている
・・かわいい。
これが全部実るかもと思うとにやけてしまってダンナさんに笑われました。

★夏に事件発生・・

そうやってうかれているうちに事件が起こりました。
私が忙しかったのもあったのですが、7月最初の猛暑日に水が足りなくて枯れてしまいました。
それでも水をやり続けると実っていた実が少し大きくなったので、枯れた葉とツルを取り除いて様子を見ることにしました。
水が足りなくて枯れた
すっきりしました。両隣のオクラが圧されていたので。
2つほど見込みのあるツルがありました。
こういう時って脇芽とかでてこないのか興味あります。
枯れた葉とツルを取り除いた

あれからゆっくりペースで3本実りました。
脇芽も出てきていますが、もう気温が暑いのでこれは伸びるかどうかわかりません。
収穫は7月いっぱいくらいまでかなと思っていたのでこれがもし伸びても遅いかもしれません。

↓↓この1本が最後っぽいので熟させて種を取ろうかと思います。
というよりも、これを採らないからもう他を実らせる力がなくなっているのかもしれません。
この1本が最後

★種を採ってみる

7月中旬、ツルが実を支えられなくなって実が落っこちて土に刺さったので、ワイヤーで吊るしました。
吊るさなければならないかどうかもわかりませんけど念のためです。
そういえばだいぶ重くなってます。長さ25cm、直径4cm?
これ、種採りしてみようと思います。(今思いつきました)
最後の実
それと最後の力をふりしぼって花を咲かせていました。
これはもう実らないと思うのですが見守ります。
・・・ってよく見たら雄花でした。
よく見たら雄花
最後の力をふりしぼる時は雌花じゃないの??


お盆です。黄色くなりました。
その10日後やわらかくなってきたので採りました。
種採り用の実を収穫

一度枯れかけたので種がないという展開も想像していましたが、切ってみると種はありました。
種はありました
しかし、種を洗おうと思って水に入れたところ全部浮いてしまいました。沈む種は完熟、浮く種は未熟らしいのでこれは全部使えないということになります。
うう、まだ熟成が足りなかったのか、品種改良だからいい種がつきにくいのか、勉強になります。 ̄◇ ̄;)終了です。
全部浮いた種
今日少し暑さがやわらぎました。夏ももう終わりです。

 

★半日陰ベランダで収穫したミニキュウリを食べる

普通においしい!1株あったら便利です。オススメです。
半日陰ベランダで収穫したミニキュウリとタコのサラダ
ちなみに最後の黄色いキュウリは切ったらおいしそうなにおいがしたのでもしやと思って食べてみましたが、・・無理でした。
せっかく無農薬なのでうちで飼っているシマミミズたちのエサにしました。堆肥にしてくれます。

★半日陰ベランダでの難易度
        ・・・
途中で枯らしてしまいましたが、半日陰でも簡単に実がなりました。
でも枯れた時はもう暑くなってきていたので時期的には終わりの時期かなと思います。
ウリ科にしては快挙です!
ただしベランダキュウリの場合、場所は確保しなければなりません。

 
welcome(プロフィール)
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。

日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。

野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。

半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!

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