【半日陰ベランダで】インゲン豆(秋採り)を育てる
半日陰ベランダでつるなしインゲンを真夏に種まきして秋採りしてみました。つるなしの株はずっと倒れていたのでインゲンは強光が必要なのかもしれませんが、それでも真夏の種まきでもしっかり育って頼もしかったです。
インゲンは豆の中でもダントツで実が付きました。半日陰でもおすすめです。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆ 育てやすい野菜。他の野菜の収穫がない時期(梅雨と初秋)に採れると思うので、菜園スケジュールに組み込むと収穫のない時期に穴埋めしてくれます。
栽培時期(関西)◆種まき→4〜7月 収穫→種まきから50日後
連作◆障害は出やすい。
日当たり◆日当たりのよいところ。
暑さ寒さ◆暑いほうが好き。高温に耐える。真夏は落花しやすい。
乾湿◆普通。
原産◆中南米
丈◆40cmくらい?
肥料◆肥えた土が好き。
その他◆好光性種子。生育期間が短い。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★種をまく
以前からインゲンは気になっていたまま育てられずにいたのですが、雑誌で夏まきができることを知り8月まで種まきできる種があったので購入しました。ツルなし種です。
ただ、パッケージの写真は茶色い種だったのに、袋を開けてみたら農薬処理された赤い種が出てきてビックリ、その日は急いでいたので仕方なくまきました。
夏まきは発芽しにくいそうなのでちょっと多めにまきました。意外にも好光性種子だそうです。
どうせなら一番暑い連続猛暑ウィークにどうなるかやってみたいのです。
インゲンの梅雨採りのページはこちら→インゲン豆(梅雨採り)を育てる
4日で発芽しました。8月上旬です。連日猛暑です。
発芽したと言っても15個まいて2個だけだったので、追加で10個まきました。暑いから発芽しにくい?
それと仲間がいる方が発芽しやすいという考え方もあるようなので、育苗ポットではなく終わりかけのキュウリの根元にもまいてみました。
発芽した葉についていたマメの赤い殻は土に混じらないように取り除きました。
★真夏でもしっかりしているインゲン
8月中旬に植え付けました。
結局25粒まいて定植したのは10個。4割です。暑さに強いからか、夏まきでも茎がしっかりしていると思います。
ただし夏の野菜だと思うので早くしないと涼しくなって収穫に間に合わないのではないかと思いました。
なんか葉が反っているものもあります。
9月上旬です。長雨のせいもあるのか育ちません。今30cmです。
もしかするとツルなしだから伸びないのかも?ツルありを選んだらもっと伸びたのかも?
他に夏まきしたミニトマトと茶豆は生育途中で引退してしまいましたが、それに比べたらこのインゲンはピンとしています。現役です。
9月中旬です。これ、つぼみ?
全然背が大きくなってないけど咲くのならしょうがない。寒くならないうちに早く!
★花が咲く
咲きました!
ただ株は倒れています。つるなしでも支柱が必要なのかとも思いましたが、半日陰ベランダなのでどちらかというと日が足りないからでしょうか。
でも開花が今日16日で、パッケージに書いてあった「収穫は種まきから50日後」は今月26日なので書いてあるとおりに進んではいます。
★半日陰ベランダで育てたインゲンを収穫する
種まきから50日後、採り遅れないように早めに収穫。
莢が寝グセのように斜めになっているのは倒れている株を起こして写真を撮ったからです。ずっと倒れていて起きることはありませんでした。
今日29日です。この品種は14cmで収穫らしいのですが、待っても10cmから伸びず葉が少しずつ枯れてきたので収穫することにしました。
オクラと一緒に。
10月上旬、小さい実も成長せず全体的にカサカサになってきたので終わりにしました。もう寒くなります。
★半日陰ベランダで収穫したインゲンを食べる
ちょっとずつですが胡麻あえで食べました〜。ウマー(*゚д゚*)ウマー
・・・
うちのベランダでは豆の成功率は悪いのですが、インゲンは少ないけど出来ました!しかも暑い夏まきで。
三度豆の名はウソではない!
友人が「インゲンがものすごく採れた」って言ってましたが、鈴なり野菜は半日陰でも出来やすいってことかな。これ普通に春にまいたらもっと採れるんでしょうか。そんな気配がします。
おかずとして使いやすいし、半日陰でもオススメかも!
他の野菜の収穫がない時期(梅雨と初秋)に採れると思うので、菜園スケジュールに組み込むと収穫のない時期に穴埋めしてくれます。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener