【半日陰ベランダで】シソを育てる
半日陰ベランダでシソを育ててみました。シソは日当たりが悪くてもよく育ち、むしろ少し日陰の方が葉がバシバシ固くならず使いやすいと思いました。無農薬で育てられます。
★調べたこと＋自分用メモ
ポイント◆
簡単に育って簡単に増え、
暖かくなってくるとどこかのプランターから発芽します。そしてその場所が狭くても真っ先に大きくなるので、たくましいイメージがあります。
エアコンの室外機の前に置いていても大丈夫でした。
栽培時期(関西)◆種まき→初夏 収穫→夏から秋まで
連作◆大丈夫かも。
日当たり◆やわらかい葉を収穫したいなら日陰で。
暑さ寒さ◆高温が好き。
乾湿◆水はたっぷり
発芽適温◆25〜30℃
生育適温◆25℃
原産◆中央アジア
丈◆育て方によりますが、半日陰ベランダでは数十cm。
土◆たぶん何でもいいです。酸性土壌でも育ちました。
肥料◆少なくても育つ。
その他◆肥料が少なくてもやや酸性土でも育つ日本の風土に適したシソの様な野菜は自然に生えてくることが多く、逆に多肥で石灰が必要な西洋野菜なんかはダメだそうです。
(参考：パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★種をまく
真ん中の小さい丸いのが種です。
最初は苗を買うんですが、一度育てれば翌年からこぼれ種で簡単に増えます。このように種も取れます。
黒くて丸いのが種で茶色いのが殻です。
種からすでにいい香りがします。
シソは高温を好むので種まきは暖かくなってからです。
いつもプランターの空いてる隅などに植えています。果菜のそばとか。
殻ごとまいてもいいですが、軽くもんで種を出してから殻ごとまいてます。
好光性種子なのでまいたら薄く土をかぶせます。土をかぶせなくても発芽しますがその場合は暑い時期なので土を乾かさないように注意しなければなりません。
★発芽したら簡単に育ちました
シソは種をまいてもいっぱい発芽してくるときとあんまり発芽しないときがあります。
いっぱい発芽しても消える芽があり、よくわかりません。
残ったものがそのうち育ってくるんですが、日当たりのいい場所の方がよく育ちます。しかしそうするとがっしりした葉になります。
スーパーで売っている様なやわらかい葉にしたければ少し日陰で育てると少しやわらかいです。古い葉より新芽のほうがやわらかいです。
見ていると水やりはたっぷり必要な気がします。
摘芯するとわき芽が出てきてもっさりした形になりますが、うちは日当たりが悪いので切るとダメージがきつい場合があるので摘心はできるだけしていません。
★葉の収穫
●葉ジソ・・育ったら随時。
春から秋まで育ったらいつでも収穫できます。すごくいい香りです！
余った場合は葉を湿らせてコップに少し水を入れて茎を付けておくと日持ちします。
シソ科の葉は摘んでからの保存がやや面倒（黒ずんでくる）なので必要な分だけ収穫しています。
★穂の収穫
●穂ジソ(花ジソ)・・9月末につぼみが出てきて花が咲くのでその時に花を収獲。
つぼみと花です。
花はよくお刺身の上にのってたりするものです。花びらをつまんで食べられます。
★実の収穫
●実ジソ・・花がしぼんだ後に実（種）ができるのでそれを収獲。
↓このようにガクの先がキュッって張り出した時くらいで、中に実が出来ていました。
茎からガクごと取って、酒、みりん、醤油で軽く煮ました。
実がプチプチしておいしいです。
ご飯といっしょに食べました。
★シソはこぼれ種で生えやすい
シソは一年草なので花が咲き終わって種ができるとそのまま枯れるのでそこで終了です。
その時に土に種が落ちるので、翌年暖かくなってくるとどこかのプランターから発芽します。シソはそのようにして翌年に発芽してくることが多いハーブです。
そして種をまいたときよりも勝手に生えて来る方がしっかり育つ気がします。
★半日陰ベランダで収穫したシソを食べる
鱧のしそフリッター作りました(*ﾟ∀ﾟ*)
・・・
虫もつかないので無農薬でも手間がかかりませんでした。
そんなに使うものでもないしちょっとあれば香りが１つプラスされて食事が楽しいので、１ベランダに１本。かなりオススメです。
よく使うならスーパーで買うより育てる方が絶対安いです。
飲食店をしている人もシソは自分で育てる方が経費削減しやすいです。
こんにちは！
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者（普通の主婦）とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(＋西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して３段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる！ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください！
906 gardener
