【半日陰ベランダで】フレンチタラゴンを育てる
半日陰ベランダでフレンチタラゴンを育ててみました。秋に植え付けて冬はいったん枯れるそうですが、半日陰で育つのが遅かったのか本当に枯れたのは夏でした。
夏の暑さはどうしようもないので完全日陰で夏越しできるかどうかとも考えています。今後のためにその様子を以下にまとめました。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆夏の暑さが苦手なので日陰に避難させる。冬にいったん枯れるそうです。
栽培時期(関西)◆定植→秋 収穫→秋冬春
日当たり◆日当たりのよいところ。
暑さ寒さ◆暑さにかなり弱い。半耐寒性。
乾湿◆多湿に弱い。干ばつに耐える。
原産◆カスピ海、シベリア。
丈◆60〜100cm。半直立。
土◆水はけがよい土。乾燥気味で。中性pH。
その他◆花はほとんど咲かず種を形成しないので株分けで増やす。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★秋に苗を植え付ける
近所のスーパーで苗を入手。
そこは夕方に水やりをするようで、夕方に行くたびにずぶ濡れになってました。もう涼しいのに水かけすぎじゃないかと行くたびにモキモキしながらついに購入。
茎がしっかり太いのをチョイス。
10月上旬。
12月です。ちょっと伸びています。
冬に枯れるという情報があったのですがまだ青いです。
単独ではなくいろいろ植わっているプランターの隅にいて、大きな葉にくるまれているような状態です。
★冬にいったん枯れる
1月上旬です。
大きさは変わらずですが、なんか弱って枯れかかってきました。
予定通り枯れるんでしょうか?
★春に新芽が出ましたが雑草と間違えそう
2月に完全に枯れたと思ってあきらめてたんですが、た3月にわずかに生えてきました。
しかも、最近見たこともない雑草が新たにうちのベランダに何種類か生えていて、タラゴンの場所を覚えていたからよかったものの、危うく雑草と間違えるところでした。
見てください、この雑草的なビジュアル。
4月下旬、半日陰の環境ですがちょっと大きくなってます。
大きくなったと思ったのは私だけで、
この時ですらダンナさんに雑草と間違われました。危険すぎて気が抜けません。
★剪定も兼ねてフレンチタラゴンを収穫する
5月中旬、そろそろ収穫してもいい頃だと思うのですが、枝が4本しかない。
収穫するには小さいんじゃないかと迷っていると1本折れていたのでこれを採りました。
そして数日後、葉が痛んできたので茎を少し残してカットすることにしました。
カットしたものです。
他のハーブもそうですが、多分今が収穫期だと思います。
暑さと湿気に弱いそうなので、今まで混植していたので、カットした後は小さい鉢に植え替えて夏に向けて日陰に置くつもりです。
★しかし夏に本当に枯れてしまった
6月に枯れたんですがそのまま水をあげ続けたら、7月に根元から新芽が生えてきました!
乾燥気味にしてたまに水をあげています。
その後、8月の猛暑あたりで枯れてしまい、また生えてくるかもしれないので涼しくなるまで待とうと思いましたが、茎をつかんだら根がダメになっていたのかスポッと抜けてしまいました。
残念ながら終わりにしましたが、なにがダメだったのかわかりません。
★半日陰ベランダで収穫したフレンチタラゴンを食べる
保存はオイル漬け、酢漬け、冷凍などで、乾燥させると香りが弱くなるそうです。
最近コンベクションオーブンを買ったので早速、エビのタラゴン焼きタラゴンソースみたいなもの(@_@;)を作りました。
うちのダンナさんの誕生日なのです。
ちょっと焼きすぎましたけど。
これ、適当に作ったんですが、タラゴン食べたの初めてなんですけど、なんだか美味しいです。
最初は柔らかくて最後にミントのような華やかな香り。
どうせちょっと個性的な味でしょって思ってましたが、今までの中で一番万人受けしそうな安定感のある味です。
でもハーブらしさはしっかりある。
という意味でおすすめです。
・・・
うちで夏に枯れた多年草ハーブはいくつかありますが、いつも夏はカンカン照りより少し日陰の方がマシなはずだと思うのですが、だとしたら普段の日照不足が積み重なって株自体が弱かったのかもしれません。
夏の暑さはどうしようもないので完全日陰で夏越しできるかどうかとも考えています。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener