【半日陰ベランダで】チェリモヤの種をまいてみた
「森のアイスクリーム」と言われている世界三大美果の一つチェリモヤの種をまいてみました。無事発芽したのでうちの半日陰ベランダで育てましたが、3年目に枯れてしまいました。その間の様子を記録しました。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆日陰に強いかも(!)
発芽適温◆30℃くらい。
開花期◆5〜6月。
収穫期◆10〜11月。
日当たり◆日陰に強い(!)
暑さ寒さ◆暑さも寒さも弱い。下は0℃まで。霜には耐えられない。
乾湿◆夏は水たっぷり、冬は控えめ。
原産◆南アメリカ(ペルー、エクアドル)10℃〜20℃をキープ出来る地域。
丈◆最終的に30フィート。
土◆排水がいい土なら何でも。アルカリ性でもいい。
受粉樹◆たぶん不要。花粉の寿命は短いが冷凍保存できるらしいです。
その他◆両性花だが、自家受粉を避けるために雄しべと雌しべの受粉態勢の時間が違う(雌雄異熟性)ので、人工授粉が必要。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★種をまいたら音が出てきました
和歌山県産のチェリモヤを大阪で買いました。ポポーと同じバンレイシ科だから味は似てました。おいしかったです。
大きい種が出てきたので種まきします。
確か数カ月湿った状態で寒いところにいた後に真夏の暑さになったら発芽するという条件だったと思うので、取りあえず大きめの苗ポットに全部埋めました。
10月26日です。
湿らせるというのが面倒だったので水をやって乾かないようにビニールをかぶせました。
途中で苔も生えていました。
★発芽しました
時間が経ち、どうでもよくなっていた(というより忘れていた)5月、同じようにまいていたポポーの種から根が出ていたので、チェリモヤはどうかと思って掘り出してみたら、根が出ていました。
やったー!!
根を下に向けて埋め直しました。
5月下旬発芽。きたー!!
↓↓やっとここで6月中旬です。成長はすごく遅いです。
10月に育苗ポットに種をまいて春によく生えてきたなーと思います。もっと容量の大きいプランターに埋めておけば水分が安定したかもと思っていた矢先でした。
★チェリモヤの苗の冬越し
熱帯性植物ですがベランダのビニール室に入れました。
葉が垂れてて元気なさそうです。
何とか生きているようです。
★満1歳の春
・・・春になりましたがさらに元気がありません。
あれ、寒かったんかな?
なんとかしてあげたいけどどうしたらいいのかわかりません。
★夏は元気になってほしかったけど・・
あれから相変わらず元気がなかったのですが、周りに雑草がぼうぼうに生えてきたので一人よりもいいかと思い抜かずに同居させました。それがよかったのかどうかはわかりません。
夏になったら元気になると思っていたのにそうでもなさそうです。回復はしてませんがよく見たら葉の数が増えてます。
夏の終わりにちょっとだけ大きい鉢に植え替えました。この時雑草は葉だけ切りました。根は残っています。
これからまた寒い冬です。
11月です。ちょっとずつですが伸びています。
★冬のチェリモヤ新情報!
冬に入りました。
ここで新情報。夫婦で沖縄に旅行した時に仲良くなったオジサンの畑を見せてもらったんです。偶然その中に枝が3つ付いた小さいチェリモヤがあり、その枝が垂れているのを見てしまいました。
元気がないんじゃなくてチェリモヤの枝は垂れるものみたいです!よかったうちの!元気がないわけじゃなかった?
でも元気はなかったような・・。
★満2歳の春
今回もベランダのビニールシートの中で冬越しして春になりました。
特に変わりない様子で葉が垂れていますが、一番先に新芽が生えているので元気だと思います。
少し大きな鉢に入れ替えました。がんばれ!
満3歳の春になろうとしていた2月、突然ですが、枯れてしまいました。
去年と同じように冬越しをさせていたのに、去年より少し大きくなっていると思うのに、枯れてしまいました。
何故かわかりませんでしたが、ずっと半日陰だったのは原因の1つだとは思います。
d
・・・
(あとあとよく考えたら、冬ごとに問題が起きていた気がするので、冬に室内に入れてあげるべきだったかもしれません。南国果樹の栽培に慣れていませんでした。)
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener