【半日陰ベランダで】紫とうがらしを育てる
半日陰ベランダで奈良の在来種紫とうがらしを育ててみました。半日陰では背が小さく、茎も細く、実も小さかったですが、とにかくたくさん実が付きました。紫色もきれいで味もとっても美味しかったので機会があれば是非育ててみてほしいです。その紫とうがらしの育つ様子を書いています。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆乾燥すると辛味が出るので注意だそうです。
栽培時期(関西)◆定植→春から夏 収穫→夏から秋
日当たり◆日当たりは必要。
暑さ寒さ◆暖かい気候が好き。
乾湿◆乾燥しない方がいいと思います。
発芽適温◆30℃
生育適温◆25℃
原産◆南米。
丈◆1メートル。
肥料◆そこそこ必要だと思います。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★苗を買う
奈良の伝統野菜の1つ紫とうがらしの苗です。パープルのミニトマト、パープルパプリカに続きまた紫の品種を買いました。
今年は育てにくいと思われる紫色の野菜をを集中的に育てています。
しかも5月下旬です。
ちょっと出遅れ気味ですが、その分しっかり蕾が付いている苗を選びました。
きれいな紫の蕾が付いています。これは美しい花が咲くんじゃないでしょうか!
紫とうがらしは野菜の直売所でたまに見かけるのですけど、奈良県の在来種だということは今回初めて知りました。(奈良県民です)
在来種の紫野菜ということは逆に強い?どうなの?
★紫色の花が咲く
2日後に花が咲きました。
ナスよりも濃い紫色で綺麗です!
6月上旬、花がいっぱい咲き始めました。
花が咲いてる割には茎が細いんですが、小さい実がいっぱいなるのかな?
それと、株が安定してないのか、アブラムシが若干付いています。
ベランダにはテントウムシもいるんですがなかなか食べてくれないので、自分でマスキングテープで取りました。
6月下旬、まだ茎が細いような気がしますが(そういう品種かも?)花はたくさん咲いてます。
花は落ちてしまうものもあったので、今とりあえず株を安定させるために付いた実は早めに採りました。
ミニトマトと一緒に!
★美しい紫色の実がなる
次に付いた実です。美しいです(゚∀゚*)。
今これともうひとつ実が付いてて、他は花はなくちょっと休憩に入った模様。
★半日陰ベランダで紫とうがらしを収穫
7月上旬。
あれから大きさがほぼ変わらないようですし、調べたところ果長5cmだそうで、もう収穫します。
紫色を並べてみたらちょっときれいです。
よく見ると次の蕾がいっぱい出てきています。休憩は終わった模様?
もっと早くこれを収穫したらよかったかもしれません。
7月中旬、第二陣の花が幾つも咲いています。
7月下旬、今はあまり落花もなくいっぱいなっています!
株が小ぶりなのであんまりできないかと思っていたので嬉しいです。
色がきれいですね〜。
最初の実よりは紫色はあせていますが、いっぺんにいくつも採れました!
小ぶりピーマンと一緒に。
★紫とうがらしの秋収獲
8月前半の猛暑になり疲れるのかなと思ったのですが、案外そうでもなくぽつんぽつんと収穫できました。
ただ実が最初と同じ大きさにはならなかったので、少し小さめで収穫しました。
9月上旬、暑さが和らいだ頃に花が一気に咲きました。
今一番咲いています。
落ちる花もありますが、いっぱい実りそうです!
9月中旬。いっぱい実りました!
こんなに実ったのは真夏の休憩中に肥料をちょっとあげたからかなと思っています。
10月に入ってから紫から綺麗な赤に染まる実が出ました!
これはちょっと置いておいて種を取りたいと思います。
ひもとうがらし同様固定種だと思うんで。
もうそろそろ次の花が咲かなくなったので今付いている実を収穫して終わりにします。
葉も黄色くなり始めています。
美しい晩秋の収穫。(ピーマンいろいろ)
・・そろそろ冬がやってきます!
★半日陰ベランダの紫とうがらしを食べる
加熱したら、灰色がかったみどりいろ〜ノ(#´Д`#)ヽ
でもこれはわかっていたからしょうがない。
シンプルに焼いておだしをかけました。
・・・食べてみるとこれが意外にも美味しい。甘い!
どうせタダの甘とうでしょって5秒前まで思ってましたが、これは唐辛子の匂いがしなくてなんだかうまみがあって美味しいです。
おだしに合う!
こんな唐辛子があるんですね。
大和野菜でなかったら育てて食べることはなかったかも。
ありがとう奈良県!
・・・
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener