【半日陰ベランダで】ヤマノイモを育てる
ヤマノイモを半日陰ベランダで育ててみました。最初の発芽から夏まで順調だったんですが、真夏にいきなり枯れてしまいました。うちではイモ類はできにくいのであきらめは付きますが、これは半日陰という理由だけではないかもしれません。その様子を以下に書きました。今後の参考にしたいと思います。
★調べたこと+自分用メモ
栽培時期(関西)◆植えつけ→4〜5月 収穫→11月から冬の間
連作◆しない方がいい。
日当たり◆たぶん必要。
暑さ寒さ◆かなり高温に強い。
乾湿◆特に夏場は一定の水分を保つ。
生育適温◆20〜25℃
原産◆日本
土◆なんでもいい?
肥料◆完熟堆肥がよいとか、肥料はいらないとか。色々ありました。??
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★植えつける
野菜直売所に売ってるものに芽が出ているのを見つけて買いました。つまり植えるために買いました( ̄ー ̄)ニヤリ・・残りはもちろん食べます(゚∈゚*)よ。
これはつくね芋ではないかと思うんですが、自然薯、長芋、つくね芋などを全部合わせて山芋と言うらしく、種類はわからないのですが買った袋に「ヤマノイモ」と書いてあったのでそう書きます。
室内にちょっと置いておくと芽が伸びてきたので芽の辺りをカットして1日切り口を干してから植えつけました。
よくわかりませんが、調べたところ土寄せしなくていいような感じだったので普通に植えました。4月中旬です。
ヤマノイモは芽出しは簡単そうです。
4月下旬にヒョロっと芽が伸びてきました。頼りない感じです。こんなもんでしょうか?
ただ、室内で残ったイモからも同じくらい芽が出ていたので、慌てて植えなくてもよかったかもしれません。
後ろの白く見えるのは、地温を上げるために少しだけまいたぬかが発酵して白カビが生えているためです。
ヤマノイモの前に終了して土の中に残してあったレタスなどの根から新たに芽が出てきています。
温かいからかな(*゚∀゚*) ?
★育てる
5月上旬、ツルだけ勢いよく伸びてきています。葉はまだです。これから日を当てるためにツルを外へ伸ばしてみようと思います。
5月中旬にはツルが1mになって葉が生えてきました。なんか渋い鋼色です。
台に上げて日に当てているんですが、葉に日が当たればいいと思うので、プランターは下におろしてツルだけ上に伸ばすようにしました。そうすることで他のプランターを台に上げて日に当てることが出来ます。
5月下旬と7月中旬です。
お隣さんに迷惑がかかる可能性が出てきたので、6月に場所を移動するためにツルをやむなく半分ほどカットしました。ごめんね。
今度の場所では格子の下を這わせている感じです。矢印の先の塊がそうです。
脇芽が出てきていると思いますが、見えない位置になるのでよくわかりません。
8月上旬、外にはみ出していてわからなかったんですけど、気が付いたら葉が一部枯れてました。
葉もツルもしっかりしていて丈夫なイメージがあったのでビックリです。
半日陰は仕方ないとして、ツルを切ったから弱ったのか、水を控えめにしていたのが原因なのか、もっと肥料が必要なのか。
脇から子ツルが出ていたので、夏になったらもっと葉がいっぱいになると思ってました。
それで8月中旬、矢印の所が傷んでいてそれより先の葉がなくなっていて、それより手前からわき芽が出てきました(右下の葉がそうです)。
枯れたのはこの傷んでいるのが原因だったのか?
なんでここが傷んでいるのか?
この下の白い部分(ベランダのコンクリート)が熱かったからとか?
単にこすれたとか?
でもたったこれだけで植物が枯れたりするのかな?
8月下旬、地上部は根元から全部枯れてしまいました(>_<。)
茎が根元からポロっと取れて、掘ってみるとこんな種イモの残骸が出てくるだけでした。
・・・
しかもよくわからなかったです!!
途中で切っても脇芽は出そうとしていたし、それで枯れるってことは・・。
やっぱり日照不足?
か、寒かった?入れ物が小さかった?
追記:栄養があるからと思って実家に持って行って屋上菜園に植えた山の芋にムカゴが付いていてびっくり。↓↓
日が当たるとこんな風になるんだ〜って、うらやましい。
思わず一握り積んで持って帰って火を通して食べましたが、調べてみると収穫は秋だそうで、さらにびっくり。
なるほどちょっと小さめだったので、秋になったらもっと大きくなるのかも。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener