【半日陰ベランダで】ミニ白菜を育てる
半日陰ベランダで白菜の小さい品種を育ててみました。
半日陰では普通サイズは育ちきらなかったのでミニサイズに挑戦、今回は早い種まきと植え付けでしたが全く葉は巻かず。葉は大きめになりましたがなぜか細い。
これが半日陰スペックなのか?(味はとても美味しかったのでヨシ(・∀・))
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆
白菜は種まきをする時期が狭い。
植え替えると活着しにくいので定植は手早く。
栽培時期(関西)◆種まき→3月、8〜9月 収穫→2〜3ヶ月後
連作◆しない方がいいです。
日当たり◆日が当たるほうがいいが、比較的弱光でもいい。
暑さ寒さ◆涼しい気候が好き。
乾湿◆水分はたっぷり、しかも水はけはよく。
発芽適温◆20〜25℃
生育適温◆20℃前後
丈◆長さ30cmほどでした。
その他◆苗の生育に時間がかかるので種をまくなら適期にまき遅れてはいけない。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★早めに種をまく
タキイ種苗のお黄にいりという品種の種を買いました。私の行動範囲では「ペレット種子」という種の周りにコーティングがされているものしか手に入らなかったのでそれにしました。ペレット種子とは「天然素材を主成分とする粉体を用い、種子を核として均一な球状に成形したもの」だそうです。種が細かいからだそうです。
白菜は種をまく適期の幅がとても狭いのでそれがいつごろか把握しておかないといけないそうです。
とは言ってもよくわからないので、8月上旬にまきました。3日で発芽。
真夏なので大きい鉢の隅っこに置いてちらちら日が当たるようにしました。
あんまり暑い日が続くので水だけあげていて、ふと気づいたら徒長していたので土を足して体勢を整えました。
★植え付け後の様子
8月下旬、植え付けました。バサッと水をあげると倒れるので、そっと水をかけて土寄せしました。
小さい時に水をかけて倒れるのは、たぶんですが日照が少ない半日陰ベランダの特徴だと思っています。
9月下旬です。
奥の株が日に当たろうとしてかなり前に倒れたので土寄せしました。
10月上旬です。
日照が少ないせいか葉の白い部分が細いです。
真ん中、巻いてきた?
★葉が全く巻かないんですけど
10月中旬です。種まきから2カ月半後です。
そろそろですが、葉がしっかり巻く様子は全くありません。しかも普通の白菜のように白っぽくはなく青っぽいです。
★半日陰ベランダで育てたミニ白菜を収穫する
パッケージには50日型、球重600gと書いてありました。
75日ほど経ったので収穫してみました。重さは350g、やはり葉が細く巻かないままでした。
待っていたら葉が巻くかもしれないんですが、中心が巻く体制になっていないのと、栽培期間が短いミニ品種なので長引くと固くなりそうだったので終わりにしました。
★半日陰ベランダで収穫したミニ白菜を食べる
↓↓八宝菜にしました。意外とおいしかったです。
↓↓緑の部分は固そうだったので長めにゆでてからオイスターソースの炒め煮しました。青っぽいかと思いましたがこれも意外と美味しかったです。
・・・
葉菜なのでこれで十分食べられるので贅沢ではありますが、白菜かと言われたら別の野菜に見えます。
白菜は比較的弱光でもいいというのも限度があるようです。
ただ、うちは無農薬有機栽培(シマミミズ土使用)をしているのでなんだかうまみがあったような気がします。意外と見た目の青臭さはありませんでした。
それから無農薬で育ててるんですが、青虫は付きませんでした。これも意外。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者夫妻が奈良県の半日陰ベランダで一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことを書いたページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener