【半日陰ベランダで】パセリを育てる
半日陰ベランダでパセリを育てました。パセリは日当たりの良い場所を好むとされていますが、半日陰ベランダでも簡単に育てることができました。その様子を書いています。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆
栄養たっぷりの野菜なので肥料が多く必要。
暑さと乾燥に弱い。水が必要。
直根性なので小さい時に植えかえるとダメージが大きいかもしれません。
栽培時期(関西)◆種まき→真夏以外 収穫→3ヶ月後くらいから?
連作◆やや強い。
日当たり◆日当たりのよい場所。
暑さ寒さ◆暑さに弱い。寒さには強い。
乾湿◆乾燥に弱い。
発芽適温◆春と秋
生育適温◆15〜25℃
原産◆地中海沿岸
丈◆小さいので鉢は何でもいいです。大きいのに植えると大きくなります。
土◆石灰が必要。
肥料◆肥料は必要な方だと思いました。
その他◆好光性種子。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★秋に種をまく
秋にまきました。育てたい場所に直接まくか育苗ポットにまいてある程度大きくなってから植え付けするかですが、うちは場所が狭いので育苗しながらプランターが空くのを待って植え付けようと思います。
パセリは地面を覆うように育つので他の野菜と一緒に植えるとマルチの代わりになるみたいです。
発芽に光が必要(好光性種子)なので種をまいて土を少しだけかぶせました。
パッケージの説明によると「真夏と真冬以外いつでも種まきができます」だそうです。
このように混み合ってくるので間引きながら育てました。
間引いたのも美味しく食べられました。
水やりはたっぷり。肥料が足りないと下葉が黄色くなると思うので肥料を足しました。パセリは肥料は少ないとあまり育たないような印象なのです少し多めにしています。
パセリは直根だそうですが、そ~っと植え付けたらぜんぜん大丈夫でした。
パセリはセリ科なので育ち方がゆっくりですが、適当な大きさになったら随時収穫できました。
★冬〜春のパセリ
寒すぎなければそのまま冬も続けて収穫できて、全く変わりありませんでした。
時々肥料が切れたのか葉が黄色くなりました。
冬の間は、越冬するかどうか見守っている野菜の周りに植えて空きスペースを利用したりもします。
こうするとその鉢が有効利用できます。うちのように狭いベランダでは混植はおすすめです。
これは春のパセリです。
パセリは二年草
春もずっと収穫できましたが梅雨前に気温が高くなると枯れてきました。
二年草なので冬は越しますが夏は越せませんでした。
たまにわからなくなるのですが、パセリは二年草で、同じセリ科でもミツバは多年草です。なのでミツバは夏を越せる可能性がありますが、パセリは初夏に花が咲いて終了します。
パッケージの説明には「大株になって高温期を迎えると枯死する」と書いてありました。ということは、小さければ枯れないということでしょうか?春まきの苗がこれにあたるかも。
半日陰ベランダでは花は咲かなかったです。うちの半日陰ベランダではセリ科はほとんど花が咲きません。
夏前に枯れるとしても、パセリの収穫期間は長いです。
病害虫はずっと何もなかったので無農薬栽培に向いています。
★半日陰ベランダで収穫したパセリを食べる
細かく刻むとふわっとパセリの香りがして美味しいです(´●_`*)ノ
タルタルソース!
チーズとピンクペッパーでクリスマスカラーパスタ★'v`★)
・・・
これはまた別の年に育てたものですが、初夏になって枯れてきてもそのまま育てたら種ができました。
・・・花は?咲かなかったんだけど?
セリ科だからパ〜っと花火のような白い花だと思うんですが、フォーメーションもそんなきれいな放射状ではなく、咲いていたとしてもパラパラだっただろうからきっと気付かなかったんだと思います。
茎が間延びしているだけというか。
写真は緑の種とそれが乾いた茶色の種。無農薬種ゲット!
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener