【半日陰ベランダで】春菊を育てる
半日陰ベランダで春菊を育ててみました。特に問題なく待っていたら育ちました。霜が苦手な春菊もベランダでは寒さに耐えられるので枯れません。自分で作った春菊は香りが良いので半日陰でもぜひ育ててみてください。
★調べたこと+自分用メモ
春菊は寒い時期の野菜の中でも寒さに弱い方なので、冬は寒冷紗をかぶせた方がよく育ちました。
栽培時期(関西)◆種まき→春か秋 収穫→30〜50日後から
連作◆連作障害はあるけど軽いみたいです。
日当たり◆日当たりがいい方がよく育ちます。
暑さ寒さ◆寒い方が好き。
乾湿◆水分を多めに。
発芽適温◆20℃
生育適温◆20℃
原産◆地中海沿岸
丈◆丈は低いので鉢も浅くてもいいです。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★秋に種をまく
サラダ春菊の種を買いました。
まく前に水につけておくと発芽しやすいです。
種が重ならないように適当にまいて、薄く土をかけて、上から軽く押さえました。
種まき後に新聞紙をかけておくと、乾燥や強い雨に効果的だそうです。
新聞紙をかけたものも、防虫ネットをかけたものも、ビニールをかけたものも3日ほどで芽が出てきました。
★発芽後の間引き
秋に育てる場合、防寒布をちょっとかぶせておくと成長が速かったです。
↓この時点で25日後くらいです。春菊は育つのがなかなか遅いです。
葉が重なっていたら適当に間引きます。
間引き菜もおいしく食べられます。
ある程度からどんどん大きくなるのでどんどん間引くことができます。
間引かないで密集させるとハダニが付きやすいです。
個人的には最低でもこのくらいまで間引くのがいいかなと思います。適当ですけど。ベランダも狭くプランターも小さいです。
間引き菜は小さい時より少し大きくなってからの方が美味しかったです。
寒さと関係あるのでしょうか?
真冬は成長はかなり遅くなりました。
★春菊は収穫すると脇芽が出る
適当な大きさになったら収穫します。春菊は収穫すると脇芽が出て増えます。
↓↓下葉を数枚残して適当にカットしたところ。
そうすると横から脇芽が出てきてまた増えました。
ちょこっと出てるのが脇芽です。
春菊には、根っこごと全部抜いてしまう株張り種と、
下葉を残して上葉だけ収穫し側枝を出させて数回収穫する摘み取り種があるそうです。
どっちかわからない場合は上葉を摘んでみたらいいと思いますが、ベランダ栽培では大した違いはないかもしれません。
↓↓これも脇芽です。
そしてまたちょっとふっさりしてきます。
何回か収穫できますが、3回ぐらいが限度かなと思います。
なぜかというとそれくらいでなんだかがっしりしてごつくなってきて美味しそうじゃなくなってくるんです。
摘んで脇芽を出すとごつくなります。
でもごつくなっても加熱して食べれば全然問題ないです。
★春菊の可愛い花
春菊の花です。
思ったより大きくてきれいな花です。これはかわいいです。半日陰でも春にこんな花が咲きます。
種を取る予定がない場合は摘んで部屋に飾ってもいいと思います。
そのままにすると7月に枯れて種が採れました。自家採種です!
枯れた花の真ん中をつまんで取るとバラバラ〜っといっぱい採れました。
いっぱいあり過ぎます。
ベランダでは種はあんまりいらないので種採り用の花は少しで構わないんですが、半日陰栽培でいっぱい取れたことに満足感はあります。
つまんで取る時はきれいに取れるのでちょっと気持ちいいです。やってみてください!
★半日陰ベランダで収穫した春菊を食べる
使い勝手がいいので少しの量でも重宝します。適当につまんでつまんでおかずに入れたりします。
買ってくる春菊よりも味がやわらかく香りがよくおいしいです。
ぜひ育てて食べてみてください!おすすめです。
↑全粒粉パスタオイスターチーズソース(うちのダンナさん作)
・・・
霜が苦手な春菊もベランダでは寒さに耐えられるので枯れませんでした。
寒さに強いサラダ菜のホウレンソウ、小松菜、ミツバ、レタス等を同じプランターに種まきしてみたことがありますが、その時は春菊の独り勝ちでした。わりと強いと思います。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener