【半日陰ベランダで】カイランを育てる
暑さに強い中国野菜カイランを半日陰ベランダで育ててみました。カイランの育て方をよく知らなくて頂花蕾を大きくし過ぎ頂花蕾1本だけの収獲になりましたが、うまく育てると半日陰でも収穫できるのではないかと思いました。夏のブロッコリーといった感じです。今回はその様子を以下に書きました。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆ キャベツの仲間だけど結球しない。気温が18℃以下になったら終わりだそうです。
栽培時期(関西)◆種まき→ 収穫→6〜11月 種まきから60〜70日後(短期で栽培できる)
連作◆アブラナ科だからダメじゃないかと思います。
日当たり◆日当たりのいいところに置きます。
暑さ寒さ◆暑さに強く気温18℃以上。
乾湿◆乾燥させないように。
生育適温◆18℃以上らしいです。
原産◆中国、東南アジア
丈◆60cmでした。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★カイランの植え付け
8月です。カイランというアブラナ科の苗を売っていたので興味を持ち、試しに買いました。
収獲が6〜11月なのでたぶん少し遅めなのかも。後半組?
グラグラなので土を盛り気味で植えました。
後日土寄せするつもりで土を少し少なめにしました。
★9月ですがまだ暑いです
日当たりのいいところにおいて、土の表面が乾いたらたっぷりあげます。日当たりの良いところと言っても、うちの半日陰ベランダはまあまあ日陰です。
カイランは結構お水飲む人でした。まだ暑いしね。
↓↓9月中旬です。
傾いてきたので土を足しました。丈は20cmくらいです。
そしたらさらに傾いてきたので軽く支柱を立てました。
なぜ傾くのかわかりません。
暑さに強いということですが、葉っぱはダラっとしています。
他のアブラナ科に比べて暑さに耐えられるということでしょうか?
10月上旬、丈60cmです。
見た目の変化があまりないので放置していたら気がついたら大きくなってました。
途中防虫ネットをかぶせてみましたが、虫害に会う様子が全くなかったのではずしました。
つぼみ待ちです。
10月中旬です
丈はちょっと伸びたくらいです。
涼しくなると花が出来るようなのですが・・
・・・ついにきました! つぼみです! 今の気温は最高24℃最低14℃です。
↓数日後ですが、今にも咲きそうです。
苗に差してあった写真となんか違う形なのですが。。
側枝にもつぼみが。
この辺で根がすごい張ってきて、
よく見たら土の上の方に細かい根が見えてきたので、土を足しました。
それと、結構まだまだすぐ土が乾くので水が必要でした。
日中ちょっと暑い日に油断するとすぐダラッとしおれてビックリすることがありました。
★半日陰ベランダで育てたカイランを収穫する
とう立ちしてから花が咲く直前までの、若葉、茎、つぼみを収穫、
花が咲くと堅くなるので終わりということです。
そうしているうちに花が咲いてしまったので収穫します。
側蕾が気になるのでその上で折りました。
ここでわからなくなってきたので調べなおしたところ、
もっとつぼみが小さい時にもっと下の方から30cmくらいをポキっと折るようです。
側枝も出てきたので何本か取れると思ったのですが、
この様子だと1株で収穫1本かも?
おそらく頂花蕾を大きくし過ぎました。気づくの遅かったです。ナバナに慣れていないです・・。
ということはこの下の部分も食べられると思うので、 小さいですが思い切って収穫しました。
★半日陰ベランダで収穫したカイランを食べる
頂花蕾をゆでたものと、葉を炒めたものです。
食べると・・・茎はおいし〜い!!あま〜い!
茎は固そうだったので皮をむきましたがかなりいけます。
つぼみと葉はちょっと苦かったです・・。
・・・
頂花蕾を大きくしすぎたのと、日当たりが足りなかったから側花蕾が出てこなかったと予想します。
それと比較的夏が涼しい東日本で育てるべき野菜ではないかと思いました。でもうちは奈良で夏が暑いんですが、それでも育っていました。
★やっぱり誤解していました
追記■その後調べたところ、カイランは脇芽も出るそうで、頂花蕾を花が咲く寸前で収穫するか、もしくは若採りして生えてきた脇芽を収穫するものだそうです。アブラナ野菜の常識ですが、これ育てた時は超初心者だったので変な記事でごめんなさいm(_ _)m。(読んだみなさんが迷わないように少しリライトしました。)
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener