半日陰ベランダ906!!
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【半日陰ベランダで】オクラを育てる

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オクラ(アオイ科 日本では一年草)  Okra, Gumbo, Ladyfinger

半日陰ベランダでオクラを育ててみました。難関は小さいうちで、ある程度育ってしまえば半日陰プランター栽培でも十分育ちました。
栄養があり無農薬でも大丈夫なので毎年育てています。その様子を書いています。

★調べたこと+自分用メモ

ポイント◆ 夏野菜の中でも特に暑い夏が好き。 直根性(根が真っすぐ一本)なので鉢植えの場合はデリケートに扱い、植えかえもしない方がベター。
数本密植させるとゆっくり育つので実が大きくかたくなりにくい。
小さいうちは育ちにくいと思いました。ある程度大きくなったらガンガン育ちます。


栽培時期(関西)◆種まき→4〜5月 収穫→7〜8月から
連作◆連作にはやや強いみたいです。
日当たり◆強い光が必要だと思います。
暑さ寒さ◆寒さに弱く、暑さに強い。
乾湿◆特に夏は水分が必要だと思います。
発芽適温◆18〜30℃
生育適温◆20〜30℃
原産◆アフリカ北東部 熱帯では多年草
丈◆60cmくらい。
その他◆実はなりやすい野菜だと思います。雨、台風に強い。
      (参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)

★種をまくか苗を植え付けるか?

種をまくか、苗を購入して植え付けるかですが、どっちもメリット、デメリットが有りました。
種まきすると種の発芽率は良くはなかったが、育った場合は直根なので植え替えずにすむ。
高い苗を購入してうえつけても確実ではないが、育った場合は楽。
半日陰のベランダ栽培の場合は苗を買う方ががおすすめです。

これは赤オクラの苗です。茎が赤いです。
赤オクラの苗

★種をまく場合

種は水につけて少し白い芽を出してます。 1か所5粒まき。
寒くて気温が低い時はビニールをかぶせました。4月です。
オクラの種を水につける気温が低い時はビニールをかぶせる
ポットで発芽鉢で発芽
うちは下手なので鉢に直まきしたり育苗してから植えかえたり両方します。

オクラの育苗はうちのベランダでは難しくて種をまいた2割くらいしかちゃんと育ちません。
小さい時は途中でちょっとでも寒い日があるといきなり↓↓こんな風にペタンとなってしまいます。
ペタンとなる芽
特に1つだけ単独で発芽した芽はダメかも。
いくつか密集させて種をまくか、何かいろいろ生えているところにまく方がいいかもしれません。もしくはもう少し気温が高くなってから種まきすると確率が上がると思います。

★植え付け後のオクラの様子

オクラは寒かったり日が当たりにくいと育ちにくいので、ギリギリまで簡易ビニールハウスの中に入れてます。

それから、丈夫に元気よく育てると硬い実になってしまうため、株間をあまり開けずに数本寄せ植えして軟弱に育てた方がやわらかいのが出来ると複数の本に書いてあったので毎回そうしています。
直根だからか株間は狭くても問題ありませんでした。細長い蘭鉢でも育てられました。

↓↓これは6月下旬です。
6月下旬のオクラ6月下旬のオクラ2

★オクラの花が咲く

6月下旬〜7月はじめ頃にキレイな白い花が咲きます。 あんなにか細かった茎もしっかり太くなっています。丈は60cmほどです。
オクラの花はとてもきれいなので必見です。 朝咲くのでお見逃しなく。
オクラの花丈は60cmほど

★収穫する

開花後、1週間くらいで実が5〜6cmになったら収穫します。
半日陰ベランダのオクラの収穫
欲張ってもうちょっと大きくしてからって思うと固くなるので(^o^)6cmくらいで早めに収穫してます。
オクラはちょっと固くなると筋張って食べられませんから。
手で触ると固いかやわらかいかなんとなくわかります。 半日陰ベランダのオクラ
採れたてはとても美味しいです!
半日陰ベランダで小さめの鉢で育ててこの頃で丈50cmくらいです。

これはきれいな赤オクラです。
赤オクラ赤オクラの花
赤オクラ
半日陰ベランダだから確認できる事かもしれませんが、日光が当たる部分が赤くなりやすいようです。 ゆでると緑です。

後半背が伸びてくるといつも葉の形が尖ってくるんですが、これは追肥していないからかもしれません。
面白い形です。
葉の形が尖ってくる

終盤に近づくと葉がほとんどなくなってきて上の方だけになってきて、実が固くなるのが早いと思いました。

★冬越しできず

オクラは暑い国では1年草ではないのでビニールシートの中に入れて冬越しさせてみたことがありますが、雪が降る頃に再起不能っぽい状態になっていたので終了にしました。

 

★半日陰ベランダで育てたオクラを食べる

オクラは収穫の日(大きさ)をよく見計らわないといけませんが、買うより断然美味しく出来ます。薄味で食べています。
半日陰ベランダで育てたオクラ
若い時期の採れたては生でもおいしく食べられました。
大きくなってしまった実はスジ張って食べられませんが、中の種は美味しかったので食べてみてください。

★半日陰ベランダでの難易度
        ・・・そこそこできる!
オクラは日が当たりすぎるとすぐ育って美味しくなくなるようなので、半日陰で育てるのはちょうどいいと思います。オススメです。
露地植えでは育ちすぎるのを防ぐためワザと2本寄せ植えにしたりもするようです。

ただ苗を作るのが難しいです。(半日陰ならでは?)
初期の生長も遅いですが、苗が出来ればあとは問題ありませんでした。
一度なかなか暑くならない年に育つ前に花が咲いて実がなってしまったことがありました。これは何現象?
育つ前に実がつく

 
welcome(プロフィール)
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。

日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。

野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。

半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!

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