【半日陰ベランダで】ロマネスコ ブロッコリーを育てる
美しいうずまきサンゴ(?)形状ロマネスコブロッコリーを半日陰ベランダで育ててみました。
育ち方が遅い印象でしたが半日陰でも無農薬でも十分育ったので、葉物が多い冬の菜園に混ぜてみるとちょっと楽しいのではないでしょうか?
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆ たぶん土と肥料が多く必要です。
栽培時期(関西)◆植えつけ→8月中旬 収穫→11月〜3月くらい
連作◆比較的可能。
日当たり◆日光は当てる方が大きくなると思います。
暑さ寒さ◆耐寒。
乾湿◆水分はかなり必要です。特に花蕾が出てきてから。
原産◆ローマ?
土◆有機質が多い土が良いと思います。
肥料◆肥料は多めだと思います。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★苗を植え付け
9月上旬、苗を見かけたので買いました。
ちょっとグラッとしていたので倒れないように土寄せをしました。
気温が暖かいうちは虫に食べられるので防虫ネットが必要なのですが、家にあったキッチンの三角ネットを切ってミシンでつなぎ合わせたものをかぶせてみました。
★植え付け後、秋の様子
9月下旬です。
背丈が大きくなれば花蕾も大きくなるのですが、この時点で丈20センチです。
10月の最初にネットを通過できるような細い青い虫に少しかじられていました。うう。
10月中旬。丈は30cmです。
10月下旬、丈35cmです。一度土を足して寄せました。
11月中旬。丈は40cm。
花蕾が出現!
中心の葉が巻き始めました。
そろっと中を見てみるとちっさい花蕾が出現!!
花蕾が出てきたので水分がもっと必要になるのではないかと思いますし、
寒くなっても土がよく乾くのでマルチを敷きました。
螺旋状の形が美しいです。
12月です。
背は伸びず、下葉が1枚ずつ枯れてきて、上葉は立ちあがってきました。
花蕾直径5cmほどです。
下葉が赤くなったので取りましたが、急に寒くなったからでしょうか?
年を越してもまだまだ大きくならない
年が明けて1月上旬。直径6cmです。寒いのでさらにゆっくりです。
1月下旬直径8cmです。収穫までまだまだなので、自家製ボカシ肥をあげて土も増しました。
2月です。
直径12cmになりました。
スーパーに売っているの(これより小さいの)を見かけたのでこんなもんでしょうか?
★半日陰ベランダで育てたロマネスコブロッコリーを収穫
ようやく収穫しました!
普通のブロッコリーは頂花蕾を収穫したあと側花蕾も収穫できますが、
これは主枝の頂花蕾が大きくなるタイプで側花蕾は出ません。と書いてあったのでこれで撤収します。
収穫した残骸がごついので片付けるのがちょっとだけ大変でした。
茎がハサミで切れなくてのこぎりで切りました。
★病害虫はほぼなし
アオムシ、最初一匹見つけましたが、どちらかというとブロッコリーよりも白菜の方が好きなようでした。 ヒヨドリの被害もなかったです。
★半日陰ベランダで育てたロマネスコブロッコリーを食べる
塩ゆででコリコリして美味しいです。ゆで汁も美味しかったのでスープに使いました。
形が面白いので、お皿に乗っていると華やかで楽しいです。
・・・
育っていく様子が見ていて楽しみな野菜です!
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener