【半日陰ベランダで】スープセルリーを育てる
半日陰ベランダでスープセルリーを育ててみました。セリ科なので最初がゆっくりですが半日陰でも十分育ちました。
何回か作ったんですが、スープの薬味のにするなら小さい鉢でやや日陰で育てると繊細な感じに育ちます。栽培期間が短い小ぶりなセロリでキッチンでちょっと使うのにおすすめです。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆ 最初はゆっくり育ちます。
栽培時期(関西)◆種まき→寒冷地以外は春と秋。 収穫→2ヶ月後から
連作◆セリ科なので大丈夫ではないかと思います。
日当たり◆発芽せさせるときは日向、育てるときはやや日陰でも。
暑さ寒さ◆どちらも弱い。温暖な気候を好む。
乾湿◆たぶん湿った土が好き。
発芽適温◆20〜25℃
生育適温◆15〜20℃
原産◆地中海沿岸・中国
丈◆入れ物が小さかったので20〜30cm。鉢の大きさや育て方によります。
土◆水はけは良い方がいいと思いますが、袋でも作れました。
肥料◆有機質肥料多め。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★種をまく
数か月で終わるし何回も作りたいので種を購入してみました。
9月中旬です。
セロリは前半の生育に時間がかかるので、前半が寒い春まきより前半が暑い秋まきの方が作りやすいのではと思い秋まきに挑戦。
普通のセロリよりも栽培期間は短いようです。
種は適当にまいて土はかけるかかけないかくらいにしました。
指でほんの少しだけ土に凹凸を付けてパラパラまいてから土を平らに押すとなじむと思います。
種が細かすぎて勢いよく水をあげると種が流れるので、水はスプレーで吹き付けました。
種が小さすぎるのでどこにどれくらい撒いたかもわからなくなりますが、
後から間引くのでいいとします。
光が当たらないと発芽しない好光性種子なので、よく日に当てました。
8日で発芽しました。
かわい〜!種が小さいので、芽もミクロです。
ある日良く見たら発芽しているのに気づきました。
★初期はゆっくり育つ
最初はゆっくり育ちます。
日陰で混み合った方がやわらかくておいしいかなと思ったので、
間引きは最小限に抑えました。
間引き菜は植えかえることが出来ました。
途中から成長が早まってきました。
たぶんある程度大きくなってからキッチンなどのやや日陰で育てると、サラダにも使えると思います。
牛乳パックと料理酒のパックで作ったら、発芽はしましたがなぜかあまり育ちませんでした。
★半日陰ベランダでスープセルリーを収穫する
20cmくらいになったら適当に収穫。
これは半日陰ベランダの中でも日向の方で育てましたが、十分生で食べられました。
スーパーで売っているものはこれよりももっと細くてか弱い感じでした。どうやって育てているのか。もっと水が必要なのか?
★冬越しと春
寒いのは平気みたいでそのままの状態で、冬の後半(早春)はなんだか切っても切っても生えてきて、結構収穫できました。
4月上旬に葉が苦くなってきたので、このへんで収穫を終わりにしました。
★春に白い花が咲く
つぼみが出てきました。セロリは13℃以下の低温に一定期間当たると花芽分化するそうです。
4月下旬花が咲きました。
花は小さくてかわいかったです。
花を摘み取って葉を長めに収穫したときは4月下旬までできました。その時は加熱して食べると十分おいしかったです。
追記:この時、種が取れたかどうかは覚えてないんですが、多分採れなかった、種ができなかったと思います。
★半日陰ベランダで収穫したスープセルリーを食べる
スープに入れるとふわ〜っといい香りがしました。
スープに入れたりサラダのトッピングなどに。
味がセロリで形がかわいいので、イタリアンパセリよりもこっちの方がいいかなと思っています。
ミツバが枯れる冬でも生き生きしているのでミツバの代わりにもなると思います。
トマトスライスの上にパラパラと乗せるだけでも簡単にグレードアップさせることができて楽しいです。
コクのあるチーズと一緒に食べたらすごくおいしかったです。
・・・
何回か作りましたが、スープの薬味のにするなら小さい鉢でやや日陰で育てると繊細な感じに育ちます。
ある程度の大きさの鉢で日が当たるように育てるとカットするたびにバーンとでかくなりました。でかくなると炒めたりして食べるとおいしかったです。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener