【半日陰ベランダで】エゴマを育てる
半日陰ベランダでエゴマを種まきして育ててみました。エゴマもどうやらシソと同じくこぼれ種の方が育ちやすいかも?と思いましたが、種まき組でも待っていたらゆっくり育ち、真夏にやっと収穫できました。あまり売られていない野菜なので自分で育てると楽しいです。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆シソの育て方と同じ?
栽培時期(関西)◆種まき→4~6月 収穫→種は9、10月。
日当たり◆Full Sun / Half Shade
暑さ寒さ◆温暖な気候が好き。
乾湿◆水はたっぷり。
発芽適温◆20℃
生育適温◆25℃
原産◆インド、東部アジア。
土◆わずかに酸性土壌?
その他◆好光性種子かも。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★エゴマの種をまく
4月中旬。オメガ3に惹かれて種を買いました。
この種は食べられないのかな。ダメですよね(^o^;)。
もうちょっと暖かくなってからまいた方が良かったと思いましたが、ビニールをかぶせて待ったら1週間で発芽。
発芽してから気づきましたが好光性種子かも?
日陰に置いてたので、日向に置けばもっと発芽は早かった?
★なかなか育たないエゴマ
5月中旬、育苗していますがやっとこれだけ。まだ寒い?
シソとそっくりですね。
それと、何個も芽が出てきたから、トマトなんかのコンパニオンにしようと思ってあちこちちょっとずつ分けて植えてみたんですが、なんか消えちゃって、ちょっとだけ残りました。
うちのベランダで、いつもシソが勝手に生えてきて1本でかなり大きくなるのを毎年見てるから、これもそうなるだろうと思ったけど違うのかな?
それとも小さい時に荒っぽく植え替えてはいけなかった?
シソを育てた時にそういえば水分はたっぷり与えないといけなかったことを忘れてました。
エゴマも同じですよね。
水分足りなかったから育たなかったんだ。
とは思ったけど、これから夏が始まる時期で土も良く乾く・・・。
基本的に土が乾くと小さい芽はなくなってるみたいです。
うちだけ?
↓↓6月下旬に1つだけ生き残っているこれ。
どう思います?
先に出て来た葉が枯れ気味だけど、かろうじて新芽が出て来てます。
ていうか小さすぎる。育たない。
同時期にシソがこぼれ種で発芽して元気に育っているので、これはエゴマと日本の気候が合わないのかな。
それともこぼれ種の方がすでに土になじんでいて育ちやすいのかも?
7月上旬、ダメになったと思っていた子がよく見たら復活。
一番成長していると言っても5cm。
4月から育てて5cm。
その他にも、危ういけどなんとか生きているミニと超ミニサイズがいます。
しかも1つ上の写真の子は今危ない状態です。
みんな一進一退でがんばってます。
トマトのコンパニオンとして植えているから、狭いプランターの中でトマトの根が邪魔で自分の根が張れないのではないかな。
それと植えている土が他のプランターより乾き気味なのが気になったので、きのこの軸を埋めたりビール缶洗って入れたりEM入れたり、土中菌を増やす方向でお世話しているのですが、そんなにいきなり変化するわけもないので思い切って植え替えた方がいいのかなと考えています。
★真夏にやっと育ってきたエゴマ
8月中旬、トマトが終わって根元まで茎を切ったらやっぱりエゴマが育ってきました。
やっぱりというか真夏の気温が好きというのもあるかもしれません。
トマトの根はそのままにして土の中で分解させます。
植え替えたものも順調です。
こんなことなら最初からプランターまるまる一つエゴマのために用意したらよかったですけど、どうしても夏は果菜が優先になってしまいます。
9月上旬です。
★半日陰ベランダで育てたエゴマを収穫する
大きくなってきたので少しずつ収穫しています。
↓今、同時に育てている、チア(左)、シソ(中)、エゴマ(右)です。
見た目は一切変わりありません。
味は・・・・ほぼ同じ・・?
これは半日陰ベランダで育てたからでしょうか?
調べてみたら香りが違うようで、エゴマの香りはペリラケトン、シソの香りはペリルアルデヒドという成分で、シソの方が日本人が好む香りだそうです。
(それと、チアと書いた葉は手違いで結局シソだったと後で判明しました。)
★ちなみに地植えで日が当たるとこんなに違う
10月中旬です。待っていても花は咲かなかったので終わりにしました。
育つ時期が遅かった上に日が当たり辛かったからじゃないかと思います。
それと、ダンナさんの実家の庭にエゴマを植えていたんですが、うちより日が当たる環境なんですが花が咲いていました。
葉もうちのベランダのよりもエゴマっぽい。丸い。
キムチにしたい感じです。地植えで日が当たるとこんなに違うものなのか?ちょっとショックです。
★半日陰ベランダで収穫したエゴマを食べる
冷麺です。
家にあるものを乗せてちょっと多国籍風になりましたが。
最初に収穫した時に味はシソと変わらないと思いましたが、こうして料理を作って食べるとちょっと違うな~って思います。
シソよりも個性的な味。ミントみたいな?
暖かいご飯の上に乗せて食べた時はふわ~っといい香りがして、特に違うと思いました。
美味しかったです!
種ができなかったんですが、スーパーの半額コーナーに売られていたすりエゴマを買ったら、ダンナさんがこれを使ってピリ辛こんにゃく炒めを作ってくれたんです。
エゴマの種って初めて食べましたが、ゴマともシソとも違う変わった味でお惣菜の味が深まっておいしかったです。
味噌とか焼肉のタレに合う味かも。和食系には合わない。
馴染みのない味で新鮮でした!種もいい!
・・・
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで野菜を育てて、結果に一喜一憂しながら実りを美味しくいただいたことを皆さんにお知らせするページです。
太陽が12時~15時(+西日)しか当たらないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener