【半日陰ベランダで】レタスを育てる
半日陰ベランダでレタスを育ててみました。最初に3つ生えている苗を植え付けて3つとも育てようとしたので、日照不足か風通しが悪かったのか3つとも病気になってしまいました。
しかし無事なところを食べてみたら衝撃の美味しさだったのでおすすめします。
以下にそのレタスの育つ様子を書いています。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆初期は耐暑性耐寒性があるが結球期はやや劣るので早めに収穫する。
栽培時期(関西)◆種まき→春と秋 収穫→3〜4ヶ月後
日当たり◆半日陰でも育つ。
暑さ寒さ◆涼しい気候が好き。
乾湿◆乾燥にかなり強く過湿に弱い。
生育適温◆15〜20℃
原産◆中近東内陸〜地中海沿岸。
丈◆低い。20センチくらいでした。
土◆根は浅く水はけの良い土壌を好む。結球レタスは中性に近い肥えた土壌が好き。結球しないレタスよりやや難しい。
その他◆キク科の野菜はこぼれ種で発芽しやすい好光性種子。病害虫に強いので直まきが簡単。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★9月レタス苗の植え付け
玉レタスよりもリーフレタスの方が栽培は簡単らしいのですが、今回は玉レタスに挑戦。
9月中旬です。
今回苗を買いましたが、そばにつけてあった種の袋を見ると、レタスって春から秋までまけるみたいです。
春には苗は売ってないからてっきり秋にまくものだと思ってたので勉強になりました。
種を買ってもっと早くまくとよく育つかもしれません。
(後で調べましたが、真夏はやっぱりまけない品種が多いみたいです。)
それとレタスを育ててみようと思ったのは、去年育てた巻かないと思っていたキャベツが巻いたのでレタスもひょっとして?って思ったからです。でも科が違うから一緒に考えたらダメかも。
でもやってみます。
★よく見たら3つ生えている
10月上旬と中旬です。
ビニールをかぶせてますが、ちょっとは大きくなったかも。
半日陰なので最初のうちにしっかり育てないと。
・・・なんか葉が風に吹かれてるみたいになってません?
無風なんですけど、これで合ってます?
11月上旬。さらにうねりが激しくなってきました。
よく見たら根元が3つ又になっています。というより3つ生えてる?
3つ出来るということでしょうか?
普通のレタスの苗を買ったつもりですが、レタス苗って3つ生えてるのってよくあるんでしょうか。
このうねりは3つ分だったのですね。
どうしようか迷いましたが、3つとも育てることにしました。
縦一列に並んでいたので三角形にバランスを整えました。
何か支障が出たら間引きます。
★傷んできたので間引いて1つにする
11月下旬です。
3つとも巻いています。いい感じですね。
でもよく見たら3つの大きさに差が出来ています。
一番小さいのが傷んでいますけど、なにか感染したんでしょうか?
数日後中くらいの玉も傷んでいたので、お天気の日に小さいの2つを切って一番大きいの1つだけにしました。
これで少し風通しがよくなると思います。
12月中旬、やっと寒くなって来ました。レタスはちょっと大きくなってきたと思います。
直径15センチくらいでしょうか。
大きくなったと言っても、掴んでみた感触はスカスカなんですけどね。
肥料をやや少なめにしているのでそれもあると思います。
★スカスカですが収穫しました
1月下旬。寒くってベランダに出ることが少なくなってて、いつ見ても大きさがそんなに変わらないし、外側の葉の縁が茶色くなってたので収穫することにしました。
やっぱりスカスカのままですけど、葉っぱ野菜なのでほっといたら固くなりそうですしね。
収穫してみたら傷んでいます。これなんでしょう?結局3つとも病気になってしまってます。うう・・。
後で調べてみたら、見た目で判断すると軟腐病という病気っぽいです。
玉レタスはかなり乾燥してても大丈夫みたいなので、水をあげすぎたことが原因かもしれません。
少し乾燥気味を意識してたんですけど、もっと少なくしないといけなかったのかも。それと3つあったから風通しが悪かったですよね。
そんなに大きくならなかったのは病気になってたせいもあるのかな。
で、病気は外側だけだったので、むいてむいてこれだけ収穫!
★半日陰ベランダで収穫したレタスを食べる
沖縄ポーク(無添加)を焼いてレタスを下に敷きました。
今までレタスって苦くてパサパサのイメージだったので、あえて買わなかったし貰っても炒めていましたが、今回でレタスのイメージ変わりました!
レタス、シャキシャキで美味しい!
ポークうまいけど、レタスもうまい!うれしい!
あんなに小さいのしかならなかったのに、なんでこんなに楽しいのか!採れたて最高!
傷んだレタスを収穫することになりましたが、ここで気分的に大逆転しました。
・・・
・・なるでしょう。楽しかったから。
でも病気になってしまったので微妙ですね。うちは微生物多めの土を心がけていて、ベランダで飼っているシマミミズ達も変わりなく働いてくれているので野菜の病気に関してはあまり気にしていなかったのです。だからちょっとショック。
もう一度育ててみたいです。
「巻くかどうか」ということに関しては無事巻きました。
結局キャベツ、レタス、白菜の中で巻かなかったのは白菜だけでした。
ちなみにどうしてそんなに巻くかどうかにこだわっているのかというと、この中でうちの半日陰ベランダで最初に作って巻かなかったのが白菜で、それが最初だったものでキャベツとレタスもダメなんだろうと思って作ってなかったからなのです。
それと、最初に調べた情報の通り、玉レタスよりもリーフレタスの方が栽培は簡単だと思いましたけど、シャキシャキで衝撃的に美味しかったので、うちより日が当たるベランダの方にレタスをオススメします!
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener