【半日陰ベランダで】ヒユナを育てる
バイアム、ジャワホウレンソウ。栄養価が高く、夏のスタミナ野菜だそうで、ヒユ科の野菜は育てたことがないので興味を持ちました。
伸びるのが早いので、ベランダでも毎日なにかちょっと収穫したい人にオススメです。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆ ほったらかしで育ちました。最初はゆっくりで後から加速して伸びました。
栽培時期(関西)◆種まき→4〜7月 収穫→1〜2ヶ月後から
連作◆?
日当たり◆日当たりがいい方が育ちます。
暑さ寒さ◆暑いほうが好き。
乾湿◆乾燥に注意。
原産◆中国?
丈◆20cmくらいで収穫しました。
土◆水はけのよい土。
肥料◆適当で大丈夫でした。肥料は少なくてもいいような印象を持ちました。
その他◆食用のアマランサスの一つ。自生しやすいらしいです。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★種を購入
種を購入しました。
とても小さくてぴかぴかしています。
ここで袋に種がたくさん入っていたので、育てるのは比較的簡単なのではないかと予想できます。
★種をまく
時期は5月です。種が黒くて小さいのでどこにどうまいたのかわからなくなりましたがもう適当にまきました。一週間で一斉に発芽しました。・・・この感じ、もうなんか簡単そうです。
ヒユナは葉野菜が少ない真夏に虫害なしで育てられるそうなので興味があります。
★育てる
どれくらいまけばいいのかわからなくて適当にまいたら全部出てきたぐらいの勢いだったので、とにかく間引きました。
発芽率いいです。
この間引き菜はお味噌汁の中に入れて食べてみましたが、味はよくわからなかったです。存在感はないです。
ごつい葉が出てくると思っていたのですが、思ったより薄くてひらひらした感じでした。
生育初期は緩慢なのか(それとも日照量が少ないためか?)なかなか育ちません。これで7月です。
20cmくらいになったので先の方を摘んでみました。
→これ間引き菜ですが、そのまま食べたら何というか、、やっぱり無味でした。
★ヒユナを収穫する
7月下旬、やっと20cmくらいになったので収穫してみました(画像1)。
相変わらず葉がひらひらです。
(画像2)左がヒユナです。右は一緒に収穫した空芯菜です。
(下左)ちなみにこぼれ種で知らないうちに大きくなっていたゴツめのヒユナ(40cmくらい)をベランダ内で発見したので収穫してみました↓。
葉の縁がギザギザになってきてあんまりおいしくなさそうですが、種のパッケージの写真はこっちに近いです。
・・・炒めまて食べましたがごつい感触でした。。
葉が薄いうちの収穫の方がいいかも。
色もきれいですし。
ただうちのダンナさんは「これおいしい」と言っていました(-ェ-;U。人によります。
収穫はこれくらいの大きさが美味しかったです
最初の20cmで若どり収穫した方が、ちょっと経ったらまた大きくなりました。
以上の結果として雑草みたいになる前に大きくなる前に収穫しなければなりません(←個人的な意見です)。
↑↑葉が薄緑色で丸い、これくらいとかで限界。
8月の終わりに晩だけちょっとだけ涼しくなったかなと思ったとたんコナガの襲来により半壊しました。
えっ?虫が付くの?なんか思ってたのと違う・・。
ヒラヒラしてて食べやすかったのかも?
食べられた葉を取ったらまた収穫できるようになりました。
花と種が付きました
9月中旬、葉の根元からなんかモサモサしたのが出てきました。
花かもしれないので残りの葉を収穫したところです↓。
咲いているような咲いてないような、触ってたら何回かはじけて、最初にまいた黒いタネが出てきたと思うので、これは花ですね。
残りの葉を全部収穫して終わりにしました。
ということは自家採種も簡単です。袋に種がやたらいっぱい入っていた訳がわかります。うんうん。
翌年もう1度挑戦!間引かずガンガン収穫
さあ、2年目再挑戦!
小さい時に間引かずに、これくらい(10cmくらい)→でガンガン摘んでも大丈夫のようです。
たぶん全然いいと思います。間引くのめんどくさいし。
ワタクシは去年学習したのですよ。
調子に乗っていたら別のプランターで、まだ小さい時にハトに踏まれて壊滅。→
・・・ハトめ!!
ほったらかしでも大丈夫だと思っていたのにこんなことで枯れました。
山あり谷ありです。
゚o。♪。゚o。(★・ω・)人(・ω・★)。o゚。♪。゚o。
★ヒユナを食べる
溶き卵と一緒にシンプルにスープを作ったら淡い黄緑と黄色できれいかなと思ったんですが、茹でたら濃い緑色になって少し個性的な味だったので、冷蔵庫にあったカレー味カボチャとあえました。
大きくなる前に収穫したのにこんなこともあります。
確かに食感はホウレンソウのような感じがする。
↑エビチリに投入。
夏料理に緑色が欲しい時に使えばいいかなと思ってます。
それから収穫時期の終盤になるにつれ無味になったような気がします。
個性的な味と書きましたが、使っているうちに特に気にならなくなりました。その程度の味なのか、私がヒユナに鈍感になったのか。
そしてこれはダンナさん作、おひたし。
この時は採れる量が少なかったので、茹でて絞ったらミクロだったんですが、ダンナさんが付け合わせの蕪とミョウガもミクロに切って盛りつけていました(笑)。
おいしいおだしに浸けたのでおいしかったです!
いっぱい採って真夏にヒユナお浸し出来ます!
・・・
伸びるのが早いので、ベランダでも毎日なにかちょっと収穫したいと思う人にオススメです。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener