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【半日陰ベランダで】コールラビを育てる

半日陰ベランダで育てたコールラビ
コールラビ(アブラナ科 一年草)  Kohlrabi

まるでUFOみたいなコールラビを半日陰ベランダで育ててみました。最初に変な形の苗を買ってしまって、育たないかと思いましたが、意外と半日陰でも問題なく丸いのが収穫できました。形が面白く楽しかったその様子をまとめました。

★調べたこと+自分用メモ

ポイント◆コールはキャベツ、ラビはカブの意味で、キャベツの仲間だそうで、肥大した茎の根元を食べる。 5cmになったらとにかく収穫。


栽培時期(関西)◆種まき→春秋 収穫→2ヶ月半後、球茎の直径5cmで収穫。
連作◆避ける?
日当たり◆日の当るところ。
暑さ寒さ◆寒い気候が好き
乾湿◆乾燥は苦手。
発芽適温◆15〜25℃
生育適温◆15〜22℃
原産◆地中海沿岸地方
丈◆40cmでした。
土◆何でもいいような気がします。
肥料◆適当。
      (参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)

★育てたことがないのに変な形の苗を買う

キュートな形で以前から気になっていたコールラビ。
ハーブ苗コーナーで見かけたこともあるけど1株198円って高すぎるので種をまくぞって思っていた矢先、50円に値下がってる苗を発見。4月です。
50円に値下がってるコールラビの苗

・・なにこの形?
育てたことがないのでこれがなぜ値下げになっているのかわからず(生育不良か、ただの在庫整理か)迷いましたが、私が買わないと処分確実(?)なのでこのコールラビを救うことにしました。

下半分の膨らんでて葉をもいだ後のようなのは何?
この形も理解不能。

調べたところ、早まきし過ぎると根元が太る前に花が咲いてしまうそうです。・・咲くかも。咲いたらっ・・種とるぞ!

★紫色で膨らんでるところは何だ?


紫色で膨らんでるところは何だ?
茎だと思うけど。
肥大しそこなったんじゃ?
だったらこれって育つの?
膨らんでいるところは土から出すか、中に埋めるか。悩んで埋めました。
根は多いほうがいいので。
育つのかどうかもわからないので鉢も小さめ。
苗を植え付け葉が育てきた

★茎の途中が肥大

ん(・ェ・oU?茎の途中が肥大してる。。5月上旬です。
茎の途中が肥大
ここが膨らむの?
抽苔待ちでほっておいたけど、収穫できるならと大きい鉢に植えかえました。
(-ω-)ダンナ「おっ対応変わってきた。だからもっと埋めとけって言ったのに〜」
(-д-;)ワタシ「う・・うるさいよ。」

5月末、みるみる膨らんで直径4cmです。結局宙に浮いてる形になっているのはなぜ?これで合ってる?
まるでUFOみたい!
直径4cm宙に浮いてる形
もう水をあげても葉がすぐにペタンとなるのでもうこの辺で終わりっぽいです。

★半日陰ベランダで育てたコールラビを収穫する

急激に生長して今直径5cmなので収穫しました。
ガーデナーだけが楽しめるこの形、かわいいんですけど。 
半日陰ベランダで育てたコールラビを収穫

それから最初に疑問に思った根元の紫色の部分は結局何だったのかと思って掘ってみたら、根で覆い尽くされていました。
根だったのかな・・?

アブラナ科が土に埋めた根からも発根するなら根とは限らないです。
ダンナさんが、この株はもしかすると春まきではなく秋まきだったもので、店で売れ残り冬を越えて2クール乗り切ったのではないかと言っていました。そう言われるとそうかも。
それなら50円でも高くない?!
根元の紫色の部分は根になっていた

 

★食べる

最初茹でようと思ったのですが、皮をむいた時に見た目より硬くなかったのでサラダに変更しました。
シャキシャキしててほんのり甘くおいしかったです。
DSCF0314.jpg(108323 byte)
ただ、育っている姿は面白いのに料理してしまうと存在感がないあたりが、コールラビがあまり普及しない原因かもしれません。

★半日陰ベランダでの難易度
        ・・・
再起不能だと思っていた最初の苗から、意外と半日陰でも問題なく丸いのが収穫できました。葉菜だから簡単だったのかも?!
いま気づきましたが、最初の苗が紫色だったのに、収穫したコールラビは緑色でした。これってどういうこと?
種を取ってまいて出てきた株は親とは同じものができるとは限りませんが、同じ株なので同じのはずです。ということは元は緑色で、寒さで紫色になってしまったのかもしれません。


 
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こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。

日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。

野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。

半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!

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