【半日陰ベランダで】ミニチンゲンサイを育てる
半日陰ベランダでチンゲンサイをそだててみました。半日陰なので少し小さめだし、いつも葉幅が広くならないのですが、よく育つのでそれでも十分です。
アブラナ科の葉菜の中でもベランダで育てやすいと思うので、育てるリストに入れると頼もしいです。
以下にチンゲンサイを育てる様子をまとめました。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆ 葉菜の中でもおそらく育てやすいです。
栽培時期(関西)◆種まき→種まき→春か秋。 収穫→種まきから50日くらい
連作◆比較的可能。
日当たり◆日は当たる方がいいです。
暑さ寒さ◆寒さには強い、暑さにもやや強いとされている。
乾湿◆乾燥はさせないこと。
生育適温◆15〜22℃
原産◆中国中南部
丈◆10〜20cm。
コンパニオンプランツ◆キク科の野菜(アブラナ科の害虫がキク科が嫌い)シュンギクなど。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★チンゲンサイの種をまく
発芽率が良いので厚まきにならないようにしています。
発芽率がいいので、間引かずに済むようにチンゲンサイの大きさの分の間隔を開けてまく手もあります。
2〜3日で芽が出てきました。
おそらくまいただけ芽が出てくるので狭くなってきたら間引きます。
間引き菜も食べられます。
しばらくすると倒れてくるので土を寄せて真っすぐに立て直します。(半日陰ベランダではアブラナ科の芽は発芽したら徒長して倒れてきます、光が足りないからかもしれないと思っています)
アブラナ科は発芽したあと、茎がくの字に曲がってきます。
小さいうちにこれをしないとちゃんと育たない場合がありました。
土はそんなに乾きませんが湿らせておきます。
カラカラは絶対ダメです。
★チンゲンサイを収穫する
10〜20cmになったら適当に収穫。遅くなると堅くなります。半日陰でも固くなりやすいと思います。
うちは無農薬で育てているのですが、チンゲンサイは思えばあまり虫に食べられていないかもしれません。
うちの半日陰ベランダでチンゲンサイを育てると葉が細く葉幅が狭いスカスカのが出来たりもします。なぜかはわかりませんが、日が当たりにくいのは原因の一つだと思います。ミニ品種でもダメみたいです。
この場合でも適度な丈になったら収穫しています。
春にビニールの中で育てていた時のものです。
長い間放置しなければならないニンニクの隙間の土を利用しました。
2回連作しましたが問題なしでした。
★チンゲンサイの種を採る
5月に種が採れました。
鞘が茶色く枯れるとサヤが左右に取れて種が出てきました。
種は黒いですが、まだ鞘に水分があると熟してないのか種が茶色のものもあります。
うちのベランダでもアブラナ科の種は採れます。
ただしアブラナ科は交雑しやすく何百メートルも離れたところからの花粉でも混じるらしいのですが、自分で使う分には別に気にすることはないと思います。混じった種から育ったものでもたぶん食べられます。(・・という気楽な気持ちでいます)
★半日陰ベランダで収穫したチンゲンサイを食べる
育てやすく、育ったものはまるまる食べられるので、収穫時に採れたぁ〜っていう充実感があります。育てやすいしおすすめです。
・・・
秋まきが育てやすいです。春まきでもいいですが、春はアブラムシが付きやすいのであんまり密生させずに株間を開けて風通しを良くしたらがうまくいった気がします。
普通サイズのチンゲンサイを作った時は、なかなか大きくならずにちょっと硬くなってしまったので半日陰ではミニサイズを育てています。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener