【半日陰ベランダで】サニーレタスを育てる
半日陰ベランダでサニーレタスを種から育ててみた様子をご紹介します。サニーと名がつく野菜でも半日陰で十分育ちました。肥料もあまりいらないし何かとおかずに使えるのでおすすめです。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆2、3月にまいて5,6月に収穫。8月上中旬にまいて10、11月に収穫。
種まきには適期があり高温では発芽しにくいそうです。
レタスは高温で花芽分化し、トウ立ちするので注意。
栽培時期(関西)◆種まき→春か秋 収穫→数カ月後
連作◆あまりしないほうがいいです。
日当たり◆半日陰でも育つ。
暑さ寒さ◆暑さが苦手。冬は少し凍っても大丈夫。
乾湿◆乾燥に強い。夏の雨に当たると病原菌が増える。
発芽適温◆16〜20℃
生育適温◆15〜20℃
原産◆地中海沿岸〜中近東。
丈◆根が深めなので、鉢は横長よりも縦に深い方がいいと思ってます。
土◆弱酸性でも育つ。
肥料◆結球しないレタスは肥料が少なくても育つ。
その他◆長日植物(1日の日長が長くなると花芽分化する)。結球レタスよりも野性的で育てやすい。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★秋に種をまく
何回も育てたいので種を購入しました。
まく時期が遅いと春は早く花がついてしまい、秋は成長が止まってしまうそうです。
サニーレタスのように結球しないレタスは結球する玉レタスよりも種まき時期の幅が広いのだそうです。
芽が出てこなかったら何回か繰り返しまいてます。
私の経験上、サニーレタスは発芽率が結構悪く(古い種ならなおさらです)かなり気まぐれです。
うちの場合、まく時は1か所ではなく何か所かに分けてあちこちにまいて気にせずに気長に待つとどれかが育ちます。ポイントは気にしないことです(^o^)
レタスの種は一定期間休眠したあと水分と寒さを感じたら芽を出そうと思うらしいので、念のため一晩水につけて冷蔵庫に入れておく手もあります。
普通にまいても発芽します。
はらはらした小さい種なのでまいてもわからないのですが、
なるべく重ならないように育苗容器にパラパラまき。(育苗容器といってもこれは吉野家のテイクアウト容器)
好光性種子なので土はかぶせないか、またはうすくかぶせました。
水をたっぷりかけて、その上からビニールをかぶせると発芽しやすいと思います。
乾燥を防ぐためビニールの内側にも水を吹き付けました。
1週間で発芽しました。10月上旬です。(出なくても気長に待つと出ます)
★サニーレタスが育っていく様子
↓10月中旬です。最初はゆっくり育つので気長に待ちます。
11月中旬です。ここまできたので植え替えました。
植え替えるといくつかダメになるとうちのダンナさんが言っていたので、
そのまま植えかえて様子を見て間引きました。
深植えすると病気になりやすくなるそうなので注意です。
寒くなってきたのでビニールシートの中に入れました。
太陽に当たると赤くなるようです。
サニーレタスの風格が出てきました。
11月下旬です。ここら辺から成長が速い感じですが、もう寒くなってきているのでどうでしょうか。
12月です。
後半ちょっと成長が止まってきたような気がしますが、もうあとちょっとで収穫できると思います。
水が切れるとすぐペタンコになって焦りましたが、鉢がそんなに大きくないからだと思います。
1月です。
もうこれくらいで葉を手で軽く束ねてみたらスーパーで売ってるくらいのボリュームになりました。(*´∀`*)
★半日陰ベランダでサニーレタスを収穫
下の葉から随時、または株ごと収穫出来ます。
うちはいつも外側の葉から必要なだけかき取っています。
3月くらいまでの収穫分は生でサラダに出来ました。
4月からはなんとなく葉が固くなったと思うので加熱して食べました。
すぐ次の葉が生えてきて収穫出来ます。
5月に茎がにゅっと伸びてきて花が咲いたので収穫は終わりです。
それからタンポポのような綿付きの種が出来たのは7月でした。
にゅっと伸びすぎて途中で折れたりしましたが、こんな感じです。
★半日陰ベランダで収穫したサニーレタスを食べる
わりと大きくなったし何でも使えるので満足度がありました。
レタスは何かと重宝しますよね(★'v`★)
・・・
かなりお勧めです。
秋冬は大丈夫でしたが、春まきするとハモグリバエ、コバエなどが付いたことがありました。
秋まきで初夏まで収穫したものはなぜか春でも害虫はいませんでした。
※春まで収穫し終えて、夏野菜と入れ替える時に処分するのも勿体なくて、幾つかまとめて日陰の場所に植え替えたら、花が咲かずにあと何枚も葉が採れました。これおまけ感覚でいいです。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener