【半日陰ベランダで】アーモンドを育てる
水に浸したアーモンドが発芽してきたので、半日陰ベランダで育ててみました。すごく成長が早くて期待したのですが、冬越しできませんでした。原因は日照量が少ないことなのか?冬越しはできると思っていたので残念でした。発芽から枯れるまでの様子を書いています。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆ 育てやすい。春の霜に注意。冬に休眠が必要(一定期間の低温に会うと休眠する)。
開花期◆春。
収穫期◆9月。
結実までの年数◆3〜5年。
日当たり◆日当たりのいいところ。
暑さ寒さ◆暑い気候で育つ。
乾湿◆乾燥気味。夏以外は毎日はいらない。
原産◆アジア西南部。
丈◆5m。
土◆水はけのよい土。
肥料◆果樹なので寒肥(冬に一度肥料を施す)が大事。
受粉樹◆自家受粉ではない。(品種による?)
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★いろんなナッツを芽出ししてみました
前から目を付けていたスーパーのペットコーナーの小動物ちゃん用の生ナッツ。
在庫整理のためか1/3の値段に下がっていたので即買いしました。
アーモンド(左下)、ヘーゼルナッツ(左上)、ピスタチオ(右上)。
それと、家にあったお菓子を作る用のピーカンナッツ(これだけ殻なし、右下の右)と、野菜の直売所で買ってきたカヤ(榧、右下左)。カヤはダンナさんの大好物です。
よく生アーモンドのレシピに「種子には発芽を抑制するための酵素抑制物質というものが存在するので数時間浸水する」と書いてあるので、全部水に浸けることにしました。
実だけだと数時間でいいはずですが、殻が付いているのはどれくらいかわからないままとりあえず浸けてみました。
1日経って見たら、全然様子が変わってない。
しかも水を吸って水面がガバっと減っていると予想したのに、水の量が減っていない。蒸発さえしてない感じ。まだ?
2日目にピスタチオが沈んできたのでピスタチオだけ植えることにしました。
ピスタチオは小さいし、もともと殻が割れているから早いのかも。
水に浸したら呼吸できるのかどうかって悩んだので最初に水はあんまり入れてなかったので、浮いてるか沈んでるか判断しづらいです。
一番わからないのはお菓子作る用のピーカンナッツ、殻なしの実だけなのに浮いたまま。
水を吸ってないのか、吸っても沈まないのか、ツンツン触ってましたが、割れる腐るを恐れて謎のまま3日で植えました。
あ、沈んだらいいなんて情報どこにもないんですけどね。自己判断です。
結局ピスタチオ2日、アーモンド、カヤ、ピーカンナッツ3日、ヘーゼルナッツ6日。
4月上旬に土に植えつけ。
土が乾かないようにポットにビニールをかぶせて発芽するまで放置。
調べたら1ヶ月半で発芽するそうです。
★アーモンドが発芽!
5月中旬、アーモンドが発芽しているのを発見しました!
ちょうど1ヶ月半です。
その数日後です。
もう10cmほどになってます。成長こんな早いんですね。
ビニールに穴を開けて被せています。
他のナッツはまだ発芽しませんが、芽が出ないように処理してあるナッツもあるらしく、発芽しにくいとは限らないようです。
★成長が早いアーモンド
まだ5月中旬ですが、先になんかぴょこっと出てきました。騎士の帽子の羽根みたいな感じ。
成長早い!
ここでまだ発芽してない種を掘って確認してみました。
殻なしのピーカンナッツと殻が割れてたピスタチオはナッツが分解されててスカスカになってました。
ヘーゼルとカヤは殻が固いままでわからないのでまた埋め直し。まだ様子を見ます。
6月中旬、よく見たら脇芽が出ています。
右に伸びているのがそうです。
本体は葉がクルンクルンですけど、脇芽はまっすぐです。かわいい。
8月上旬です。脇芽の方がぐんぐん伸びてきてもう主枝っぽい存在になっています。
30センチぐらいになってきたので、夏野菜が終わった空きプランターに植え替えてみました。
9月上旬、40センチです。
夏の間鉢を斜めにしてフェンスの間芽を出して太陽に当たるようにしていました。
そういえば発芽待ちで埋め直したナッツですが、管理不足のため行方不明になりました(;´Д`;)
でもうちのベランダで変わった芽は出ていないので多分ダメだったと思います。カヤは地元で買ったから発芽すると思ったのにな。
★アーモンドの冬越し
1月後半から最低気温が0℃を下回るようになってからなんとなく室内に移しました。
途中の葉が落ちて、頭と下の方の脇芽の葉だけになったと思ったら、一番上から新葉が出てきました!
嬉しいです。
2月下旬。
上の新葉がフニャッとしてきてびっくりしたのですけど、下の脇芽はキレイなまま。
・・って思ったら、それも枯れました。
乾燥気味にはしているんですけど、ネギ、レタス、ハコベ、偶然生えてきたカモミールも一緒に植わってて全部元気なので水はあると思います。
落葉してるのじゃなくてフニャッとして枯れてるみたいです。
それからすぐに暖かい日に枯れてしまいました。
暖かいのに!しかも室内!「春の霜に注意」以前の問題でした!
一応終わりにしますけど、春になったら芽が出てくるかもしれないので5月くらいまで待ちますね。
・・・
枯れてしまった原因として考えられるもの。
1、根腐れ
2、日照量が足りない
3、寒かった。
結構な箱入りだったはずですが。
一番濃厚なのは日照量。
うちのベランダは朝日が当たらないから致命傷だとうちのダンナさんが言ってました。
そういえば最近、知り合いが種から発芽させたアボカドを冬は室内で育てて越冬させたという話を聞いたんです。
うちはアボカドの越冬は失敗しました。
うちベランダだけじゃなく室内に入れたらほとんど日は当たらないんですよね。それもある。
まだ小さかったのもあると思います。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener