【半日陰ベランダで】トマトベリー(F2)を育てる
イチゴのようなかわいいハート型をしたミニトマト、トマトベリーから種を取って半日陰ベランダで育ててみました。
その結果はハート型ではなく、完熟しても親の売りである甘さはなかったです。F1から種を取るとやっぱり難しい?しかし親から引き継いたものもあり楽しかった経過を書きました。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆午前中に日が当たる場所で育てるのがいいそうです。もううちに当てはまらない。
栽培時期(関西)◆種まき→春 収穫→7月?
日当たり◆午前中に日の当たる軒下。
暑さ寒さ◆暑い方が好き。
乾湿◆トマトは乾燥に強いので水はやりすぎない。
丈◆1mくらいでした。
その他◆自然着果できる。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★トマトベリーから種を取る
去年奈良のアンテナショップで野菜売り場に売っていてとても美味しかった「トマトベリー」というミニトマト。
見たことのない可愛らしいハート型で、シルクのような食感でした。
しかし難が一つ、やはり売り場に並ぶ果実は完熟じゃない物が多く、売りの甘さがあまり感じられなかったのです。
それでも美味しかったので、ぜひ完熟を食べてみたくてその時種を採りました。
私の行動範囲では苗を売っているところもないと思ったので。
(あ、種を採ったのは私の無条件反射です)
というわけでトマトベリー(F1)の子供(F2,F2
という言葉があるのか?)で同じものができるとは限りませんが、似たような物が実ることを期待しつつ育ててみます!
トマトベリーの公式サイトは→こちら
★種をまく
種をまいてから1週間で発芽しました。4月上旬です。
ヒョロヒョロですがいっぱい出てきたので、発芽から少し経ってから早めに1本ずつポットに植え替えました。
★育てる
4月下旬。
ずっとビニールをかぶせて育ててます。こんな丸い可愛い葉っぱ。
ちょっと育ってきたので定植しました。
よく調べてみると、「午前中にじゅうぶん日のあたる場所に置くようにします。」とサイトに書かれていました。
が〜ん。
うちのベランダは午後からしか当たらないのでまとも育てるのは無理かもしれませんが、ちょっとぐらいできると思うのでできるだけやってみます。
(画像1)5月上旬。ちょっと育ちましたが、細くてか弱い感じです。
葉はやっぱり普通のトマトより丸いかな。
(画像2)5月中旬、蕾がつきました!丈は40センチ、まだヒョロヒョロです。
買った苗のトマトよりも頼りないのですが、ダンナさんが余っていた油カスみたいなものをまいてくれたらしくちょっとしっかりしてきました。
(画像1)わかりにくいですけど主枝が伸びています。丈60センチです。
(画像2)主枝と側枝が一緒に伸びてます。こっちは40センチ、2枝伸びてる分短いのかも。
同じ品種でも育ち方違うんですね。
★花が咲きました
5月下旬、花が咲きました。
↓実に割れ目が入ってる!
トマトベリーっぽいです!
これは満開の状態の時のです。
まるで百合のような花びらですが、これでいいのかな?
★実が付きました!
美味しそうな実が付きました!7月上旬です。
ベリーというよりはチェリーっぽいです。
少し待って予定通り完熟仕様で収穫。
大きくなるにつれてぽっちゃりして縦スジは目立たなくなりました。
去年食べたもののようなハート形にはならなかったですけど、F2なのでこれでも十分です。
これは下の方の房で実付きはいい方なのですが、それでも1つなかったり。この辺は半日陰ベランダだからかもしれません。
茎の上の方になるにつれて1房で2〜3個とか。
↓ヒョロッとしてるでしょ。
収穫と同時に下葉が枯れ始めています。
7月中旬に、いきなり枯れてきました。
そういえばたまに行く野菜直売処のおばちゃんが「今年は野菜が終わるのが早い」と言ってましたが、それにしても他のトマトよりちょっと早くに終わったかな。やっぱり少し弱かったね。
★トマトベリーのF2を食べる
まずそのままで1口!
・・・おお美味しい!!
元祖トマトベリーより少し皮は固めだけど、酸味が少なくまろやかな食感が引き継がれています!
ただ期待した完熟の甘さは去年と同じでした。
↓↓ポテサラにのっけました。
うちのダンナさんがポテサラ好きなんです。今回はわさびにんにく味!
こうして見ると普通に丸いな〜(-ε- ?)
↓こっちはタイのガイヤーンという鶏料理。
ソースを買ってきて作りました。
自作のいちじく酵素ジュースと混ぜて漬け込んで焼きました。
魚醤の味付けで、+ハーブが効いててフルーティで美味しいです。
生野菜を添えて食べるのがタイ式だそうなので、トマトを切って乗せたけどやっぱり丸いな〜(-ε- ?)
・・・
1株だけしっかりして葉がグッと張ったのがあったんですけど、それはさらに実がつきにくかったです。
やはり葉が育つと実は少ないです。
でも収穫の前半で採れた実は美味しかったです!
あとF2はハート型にならなかったことですね。
やっぱりF1から種を採るといろいろありますね。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener