【半日陰ベランダで】大和真菜を一年中育ててみました
奈良県の在来種、大和真菜を半日陰ベランダで育ててみました。奈良県民なので種を買って1年中種まきしてみましたが、半日陰ベランダでも十分育てることができました。風味がよくやわらかいのが特徴ですが、半日陰で育てたからか少し硬い時期もありました。でもとても美味しかったので満足です。今回はその様子を以下にまとめました。
★調べたこと+自分用メモ
栽培時期(関西)◆種まき→3〜11月 収穫→30日後ぐらい
連作◆アブラナ科に準ずる(?)
日当たり◆日の当る場所。
暑さ寒さ◆寒いと発芽しない。
発芽適温◆20〜25℃
生育適温◆15〜25℃
丈◆30センチほど。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★春に種をまく
以前地元の高校生が無農薬で育てた野菜を販売するというイベントに出会った時に大和真菜という野菜を買いました。
それが和え物にしたらすごくおいしかったのを覚えていて、ホームセンターで種を発見して即購入。3月中旬。
もう一度食べたいです。奈良県民なので。
種まきから1週間で芽が出てきました。
ちょっと寒かったんですよね。
4月中旬、ちょっと大きくなってきたのでレタスとかネギの隣にあちこち植え付けしてみました。
根をバラバラにするならプランターに直接まけばよかったんですが、今ちょうど冬野菜の終わったのとかを整理しててややこしかったので育苗しました。
春に種を見かけたから買ったんですけど、アブラナ科の種を今からまくって面白いな。
四季まきの小松菜みたいな感じで思ってればいいのかな。真夏にまいてもいいのかな?
すぐに葉が虫に食べられてボロボロに(>д<)。
気を取り直してもう一度種まきしました。5月上旬。
今度は空いてるプランターに直播きで。
前のはもちろんちょっとずつ食べてますよ(*'▽'*)
5月中旬と下旬。
やっぱり何かに食べられています。
それよりも3月に種まきしたものが放置していたにもかかわらず綺麗に大きくなっています。
虫に狙われるのは小さい時だけなんでしょうか?
★3月まきの大和真菜を収獲
↓ピーマンの隅で育ったものを、まだ育つと思いますけどスペース的に狭くなったので収穫。
ちょっと嬉しいです。
20センチくらいですね。これは3月中旬からだから、2ヶ月ちょっとですね。
今6月中旬、これは5月上旬に植えたものです。
やっぱり虫に食べられています。
それでまだ他に植えたい苗があってプランターを一つ空けたかったので、この大和真菜は諦めて1つずつベランダのあちこちのプランターの隅に植え替えました。
★5月まきの大和真菜を収獲
そしたらほとんどダメになったんですが、中には育ち続ける子もいて、半日陰ベランダ特有の「じゃまだから収穫祭」実施。
6月の終わり。50日ぐらい?。夏だからちょっと固め。
★夏まきに挑戦
もう種まきは秋まで待とうと思っていたのですが、うちのダンナさんがまいていました。
7月上旬。多分夏でも育つ葉物を探しているのだと思います。
8月中旬。真夏でも出来ました。45日ぐらい。
暑過ぎて虫にはかじられてなかったと思います。
1つ1つは細くて小ぶりです。なんとなくたくましさを感じます。
8月下旬。夏野菜が終わって空いたプランターにまたまきました。
収穫開始が10月上旬。
この辺になってくるともう飽きてきて、放置してしまって、肥料とかもあげてないと思うんですが育ってます。逆にその方が良かった?
★本命の秋まき
次が10月上旬、夏野菜が終わるとプランターが空くので空き待ちで苗ポットにまいてます。
なかなか空かない+空いても後回し+飽きた=なんかへたっている(栄養足りてない?)
ていうか、よく考えるとこれが本命なのだが。
・・・っていううちに水やりがおろそかになって枯れました(-_-;)下手すぎる。
★最後に初冬まき
はい次!11月上旬に種まき。
だんだん寒くなってきていますが、保温したら大丈夫でしょう。ビニールをふわっとかぶせています。
暖かい日もあります。
1月中旬、育っていますが大きくなるのを待ってたら葉がビラビラになって固くなりました。
寒いのになぜか虫にも食べられています。
見せ場なし。
秋の早い時期に種まきすればよかったです。
★半日陰ベランダで収穫した大和真菜を食べる
ちょっとずつですが色々使いました!
最初はやっぱり味を付けずに食べたんですが、そこそこ美味しく出来てる!!
ある日のご飯のおかず。横の手羽元と卵の煮物はダンナさんが作ってくれました。
・・・
商品的に柔らかいのが売りみたいですが、半日陰では少し硬めだったかも。日が足りないとこんな感じで差が出ます。
高校生が作った大和真菜には程遠いけど美味しかったです。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener