【半日陰ベランダで】カゴメトマト凛々子を育てる
カゴメトマト苗プレゼントに当選して苗をいただいた凛々子という品種のトマトを、うちの半日陰ベランダで育ててみました。ミディサイズ加熱調理用トマトです。
途中で倒れたり背も低かったのですが、実はちゃんと付いて丸い赤い中玉トマトが実りました。今回はその凛々子が育つ様子をメモしました。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆ ガイドブックも一緒に付いていました。「カッコ内」の説明がガイドブックです。
栽培時期(関西)◆植えつけ→4月後半に送られてきました。 収穫→7月でした。
日当たり◆日は出来るだけ当たるほうがいいものが出来ると思います。
丈◆半日陰ベランダでは40cmでした。
土◆石灰を切らさないようにしました。
肥料◆1週間に一回軽く肥料をあげました。
その他◆手間がかからないような(人件費削減のため?)品種になっているような気がしました。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★凛々子の苗を植え付け
カゴメトマト苗プレゼントに当選して苗が送られてきました。
小さい苗が4株丁寧に入ってました。4月下旬です。
ちょっとまだ植え付ける場所がないので少し大きめのビニール袋に入れ替えました。
この苗はうちで種から始めた苗ミニトマトの苗よりも葉と葉の間隔が狭かったです。
徒長しにくいのかもしれません。
5月中旬です。
予定していたプランターが空いたので植え付けました。
説明書によると、「凛々子は芯止まり品種のため、支柱に誘引したり、立ち上げたりする必要のない無支柱栽培に適しています。」とあります。
確かに支柱なしでもいけそうなずんぐりした感じです。
★育てる
20cmくらいで花芽が付きました。5月下旬です。
「芽かきは第一花房が出てきた時期に一度だけ行ってください。凛々子は芯止まり品種のため、すべてのわき芽を摘んでしまうと、第3〜4花房の形成、着果以降、生長が止まってしまいます。」
ということで、背が高くならない品種のようです。
「第一花房の下のわき芽の中から強いもの(しっかりとしたもの)を2〜3本残して摘み取ります。わき芽の大きさが3〜5cmくらいの小さい芽をのぞくようにします。」
これによると、第一花房のすぐ下のわき芽は取らなくてもいいみたいです。
普通花のすぐ下のわき芽が大きくなりやすいと思うんですけど、この品種はそうでもないのかも。
それでうちのを見ると日照量が足りないせいか、わき芽は全部3〜5cmもありません。
もっと待った方がよかったのかもしれませんが取ってしまいました。
★花が咲く
いつの間にか残ったわき芽が伸びて2本仕立てになりました。それと狭い間隔で花芽が出てきました。
通常のトマトに比べて花が一房ごとにいっせいに咲いているような気がします。
それと茎が毛深いです。
そういう品種でしょうか。
「第一花房の実が豆粒大になったら、1週間に一度の頻度で市販の園芸用液体肥料を苗元に与えます。」
液体肥料がないので、うちの固形有機肥料と水をペットボトルに入れてガシャガシャ振ったものの上澄みを取りあえず与えてみました。
その後1週間おきにいつもの有機肥料をちょっとずつ与えました。
★実が膨らんできました!
6月中旬です。花の後の実が大きくなってきました。未のサイズは中玉で、株の丈は低いです。
それと支えられず支柱が必要なものがありました。ベランダが狭いの隣にでもたれているものもあります。
日照が足りないからでしょうか?ごめんね(;・∀・)
1つ尻腐病になっていたので全体的に有機石灰をまいておきました。
たぶん房は一段だけで終わりではないかと思います。半日陰の宿命です・・。
★カゴメトマト凛々子を収穫する
7月に入ってだんだん赤くなってきました。同時に茎葉が枯れてきました。
白く見えるのは有機石灰です。
赤くなりました!
「ヘタの上部にジョイント(接合部)がないジョイントレス品種です。ハサミなどは使わず、手でトマトの実を手前にひねるようにすると簡単に収穫でき、ヘタが茎側に残ります。」
苗が届いた時に想像したよりも大きい玉になりました。同時に育てている中玉トマトとは全然大きさが違います。
★半日陰ベランダで育てたカゴメトマト凛々子を食べる
加熱用なのでトマトソースのパスタに! そのまま生でもおいしかったです!
・・・
一緒に育てていたミディトマトに比べて速く育って大きかったです。
ただ実ができたのが1段だけで生長が止まってしまったのでそれは残念です。
2段目に小さい実が出来た株もありました。
あまり日が当らない場所にも植えていて、その実はやっぱり小さかったのですが赤くはなりました。
なので調子が悪い原因はやっぱり日照不足だと思います。ただ凛々子の場合は日照不足でもまるまるした赤いトマトが実りました。ありがとうございました、楽しかったです\(^o^)/
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener