【半日陰ベランダで】甘トウガラシを育てる
半日陰ベランダで甘トウガラシを育ててみました。日当たりが必要そうな夏野菜ですが、半日陰ベランダでもたくさん実りました。ナス科は半日陰でも育てられます。今回は甘トウガラシが育つ様子をまとめました。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆ 日照時間が多めに必要です。春の低温と真夏の高温に注意だそうです。
栽培時期(関西)◆種まき→3月 植えつけ→5月 収穫→7〜9月
連作◆しない方がいいです。
日当たり◆強い光が必要。
暑さ寒さ◆暑い温度が好きです。
乾湿◆土が乾燥したら水やりをします。暑い時期には水は必要な方だと思います。
生育適温◆昼25〜30℃ 夜20℃
原産◆南アメリカ
丈◆1メートルくらいになりました。根は浅く横に広がるそうです。
土◆長期間収穫できるので元肥重視、追肥はあんまりいらない。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★甘とうがらしの苗を買う
種をまく場合、トウガラシは2〜3月から保温や加温による育苗をしなければならないです。暖かくなった5月ぐらいから種をまいてもいいですが、その場合は収穫期間が短くなると思います。(冬越しはできるかもしれません)
ということで苗を買うことにしました。安い苗を見つけたので購入。
辛いのが苦手なので、伏見甘長トウガラシと万願寺トウガラシを育てることにしました。
★4月に植え付け
調べたところ10号鉢に植えつけると書いてあったのですが、うちの狭いベランダでトウガラシに割り振るスペースは私の中ではあまりないので5号深鉢でやってみることにしました。
4月中はまだトウガラシにとっては寒いので、簡易ビニールハウスの中に入れました。
5月下旬、花が咲きました。
★6月、実が付き始める
6月中旬です。実がつき始めました。葉が虫に食べられていましたが実には影響なかったです。
それと生長の先端にアブラムシが少しついていたのでマスキングテープで取りました。梅雨の間にやっておかないと夏に増えたことがあります。
実が付きました〜(´∀`)ピーマンとは違い一度に複数実っています。
辛いトウガラシはすぐに赤くなるのですが、甘トウは緑のままです。
★半日陰ベランダで甘トウガラシを収穫する
半日陰でも収穫出来ました。ナス科は大丈夫です。
★8月にお休みで9月からまた収獲
しばらく収穫が続いて、8月は実が付きませんでした。
高温すぎるのも苦手みたいです。
8月下旬に葉がすこし小さくなった気がしますが、小さい花が一斉に咲きました。
その花はほとんど落下してしまって、9月の涼しくなった時にまた花と実が付き出しました。
9月、また実がなりました!
10月上旬にラストスパートで小ぶりなのがいっぱい採れました。
枝の先の方の実まで収穫が済んだので終わりにしました。
秋は実が赤くなるのが早いです。
★10月。甘トウガラシの種を採る
種を採る時は緑色のままではなく完熟させないとダメなので、枝に付けたまま赤くカラカラになるまで置いておきました。
(それを知らなくて緑色の時に種を採ったこともありましたが、そうすると種が茶色くシワシワになり使えなくなりました)
ピーマンやトウガラシの種を採るのは比較的簡単なので気に入った品種があれば種採りにチャレンジできます。これで来年まいてみようと思います。
★半日陰ベランダで収穫した甘トウガラシを食べる
採れたてなので焼いただけで味付けなしで食べてみました。おいしいです。
・・・
簡単なので夏の果菜の中でもオススメです。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener