【半日陰ベランダで】ジャーマンカモミールの無農薬栽培
半日陰ベランダでジャーマンカモミールを育ててみました。本来ジャーマンカモミールはアブラムシを自分に寄せ付けるコンパニオンプランツ的な性質があるそうで、今回アブラムシ対策をして虫がつかずに収穫することができたので、その育つ様子をまとめました。
★調べたこと+自分用メモ
ポイント◆
弱った植物のそばに植えると元気にさせたりアブラムシを自分に寄せ付けたりするコンパニオンプランツらしいです。
ということで、私の中での今回の最大の難関はアブラムシです。
生えているまま土にすき込むと土を肥やすそうです。
栽培時期(関西)◆種まき→秋 収穫→翌年の初夏。(寒い地域では春まきで初夏に収穫)
日当たり◆日当たりのよいところ。
暑さ寒さ◆暑さには弱い。寒さには強い。
発芽適温◆15〜20℃
生育適温◆15〜20℃
原産◆ヨーロッパ〜中央アジア
丈◆40cmくらい。
土◆浅い丸鉢をハンギングしたら成功しました。
肥料◆怖くてあまり与えませんでした。花が咲く前に少し。
その他◆植物のお医者さんと言われているらしく、そばに植えるとその野菜が元気になるそうです。そういう成分があるのでしょうか。
(参考:パッケージの説明、読んだ本、インターネット、私の体験など)
★ジャーマンカモミールの小さ過ぎる種をまく
1年草なので種を購入しました。
袋を開けたらリンゴのようないい香りが!!
早くもハッピーな気分になりました。
種を出してみたら、これをまくの?と思うぐらいとても小さい!!
種がすごく細かいので厚まきにならないように注意し、薄く土をかけました。
5日で発芽しました。9月下旬です。
種がミクロなので芽もミクロです。
去年1度育てていて、今回実は2回目の栽培です。
前回アブラムシがすごくついたので、今年の対策として浅い鉢に植えてハンギングしました。
風通しが良くなるかと思ってです。
★育てる
最初の内はゆっくり育ちました。
↓10月と11月の様子です。
1月と4月の様子です。
4月には暖かくなって一気に立ちあがってきたので水も必要になってきました。
それから、そろそろアブラムシ対策として家にあったコーヒーかすと、それだけでは酸性になるので石灰も一緒に土にまきました。
その後コーヒーかすがきつかったのか、下の方でちょっと黄色くなった葉がありました。
折れやすく倒れやすい植物なので群生してお互いを支え合うそうです。
蒸れるかと思って去年一度剪定してみたら弱ったので、今回はそのままにしました。
葉も美しいです。
★かわいい花が咲く
4月下旬です。つぼみが出てきました〜!!
このころに気温がぐっと上がって水がかなり必要になってきました。
下葉が弱って枯れてきたので蒸れないように取り除いたり日の当らない方を表に回したりしていたら、こんもり伸びていた茎の体勢が崩れてきてバラバラになってきました。
去年もこんな感じでした。
見た目は悪いけど風は通るかも。
丸鉢なので日がまんべんなく当たるようにとクルクル回していたら茎がクネクネになりました。
一度曲がると元に戻りにくいかも。
とかやっていたらアブラムシ1匹とカメムシ1匹を発見、除去。
早く咲いて〜!!
花が咲いている期間は2〜3週間。
咲いてしばらくすると真ん中の黄色の部分が盛り上がってきました。
黄色の部分に注目!
だんだん黄色がもふもふになってきて、最終的に花弁より真ん中が大きくなります。
満開〜!!
★半日陰ベランダで収穫する
黄色が盛り上がって花弁が下を向きました。こんなもんでしょうか?
ついに虫がつかずに収穫できましたっ!
あれから何日か経って、なぜか下からどんどん枯れてきたので、まだ咲ききってない花も収穫して終わりにしました。
残渣は土壌改良するとのことなので土に混ぜて使おうと思います。
数日乾かしました。左の葉はレモンバームです。
★半日陰ベランダで収穫したジャーマンカモミールでハーブティーを作る
ジャーマンカモミール、レモングラス、レモンバーム、ステビア、レモンピールを入れて、うちのオリジナル無農薬ハーブティーです。
採れたてで作ってとてもおいしかったです。
この時期はうちのダンナさんの誕生日なのです(^o^)
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でも虫がつかずこれだけ収穫できたのでよかったです。
こんにちは!
「半日陰ベランダ906!!」はサイト管理者(普通の主婦)とその配偶者が半日陰ベランダで結果に一喜一憂しながら無農薬で野菜を育てたことをお知らせするページです。
日照が12時〜15時(+西日)しかないので多くの収穫は望めませんが、それぞれの野菜にどれだけ光が必要なのかを観察して3段階評価をつけています。
日照不足を少しでも補うためにミミズコンポスト、微生物などを取り入れています。
虫が苦手ですがなんとか無農薬栽培し、最近では肥料も減らし気味です。
野菜栽培のことを勉強しているうちに、いろんな植物の根も、雑草も、ミミズもダンゴムシも、益虫も害虫も、善玉菌も悪玉菌も、いっぱいいてバランスが取れている環境を作ることができたら、もしかして日が足りなくてもエネルギッシュな野菜ができるんじゃないかと思い、そういうにぎやかなベランダ菜園を目指しています。
半日陰ならではの失敗や反省などはずかしい内容満載ですが、半日陰でもこんなに野菜作りを楽しめる!ということをシェアできればと思います。
よかったら見ていってください!
906 gardener